今日は男子シングルス・ダブルス準決勝・決勝戦が行われました。
男子シングルス
準決勝
蘭大輔(3年) 8-4 藤浪巧(1年)
今林亮介(3年) 6-8 藤永啓人(2年)
決勝
蘭大輔 8-1 藤永啓人
3年間多くの苦しみを味わってきた選手が、最後に栄冠を手にしました。
チームの誰もが「納得する結果」を出すことが出来ました。
努力は必ず報われるということではありません。
3年間地味な取り組みを繰り返してきて、何度も努力の方向性を目指す結果へとつなげてきました。
順風満帆ではなくとも、3年という期間で正しい方向性を自ら選ぶことが出来るようになりました。
そして、3年の今林は2年連続のベスト4という結果でした。
満身創痍の中でしたが、個人戦インハイ出場権を獲得できず、悔しい気持ちでいっぱいだったと思います。
しかし、後輩に負けても「勝者に対するリスペクト」がありました。
自分の状態が悪かったから負けたのではなく、相手が自分よりも優れていたかから負けたという事実をしっかりと受け止めることが出来ていました。
今の後輩たちに一番足りない部分であると思います。
テニスという「スポーツ」の中で大切な場面を見せてくれたと思います。
男子ダブルス
準決勝
坂上拓美・藤永啓人(3年・2年) 8-2 甲斐光汰・藤浪巧(1年)
今林亮介・竹本拓未(3年・2年) 6-8 蘭大輔・中井彪雅(3年・2年)
決勝
坂上・藤永 8-5 蘭・中井
2-4という決勝戦の山場で迎えた坂上のサービスゲーム。
ファーストボレーで勝負が決まる状況の中で、冷静かつ大胆にプレーしました。
坂上にとって、3年間の中でのペストプレーだったと思います。
主将として、ダブルスで鍛えられ続けてきた選手としても、欲しかった個人戦でのインターハイ出場権を獲得することが出来ました。
他の選手は自分自身の成長の度合いが成功の物差しになります。
しかし、主将として他の選手の成長を成功の物差しにし続ける犠牲を払ってきました。
その中での自分の力での出場権獲得は、主将としての成長を意味しています。
4日間本当にたくさんの応援ありがとうございました!!
今後は、まずは来週の九州総体に向けて取り組んでいきます。
九州総体出場メンバー
団体
蘭・坂上・今林・藤永・中井・藤浪
個人シングルス
蘭・藤永・今林・藤浪
個人ダブルス
坂上・藤永、蘭・中井
会場は福岡県北九州桃園庭球場・三荻野庭球場です。
明日も応援よろしくお願いします!!