◆部訓
「意識が準備を 意欲が一歩を 感謝が絆を」
「意識が準備を」
準備の不徹底は、行動を遅らせ、消極的に見せます。
普段の練習や試合において、準備をすることで積極的に行動することが出来ます。 何より、意識の持ち方で準備のやり方は変わります。
「意欲が一歩を」
テニスは個人スポーツであるため、シングルスの試合では1人でコート全体をカバーする必要があります。 最初は取れなくても、一歩を踏み出すためには意欲が欠かせません。 コートを走り回るための意欲、そして、テニスに限らず新しいことにチャレンジするための最初の一歩を踏み出すための意欲が勇気となります。
「感謝が絆を」
感謝という言葉は、前監督である東口亨先生がよく言われていたことで、多くのOBOGたちの心に残っています。 コートを使うことに感謝する、競い合う相手がいることに感謝する、支えてもらう両親に感謝する。 感謝の仕方は1人1人違っても、感謝の先に絆というつながりが生まれ、感謝の輪が広がっていくことで絆はより強くなります。
◆歴史
海星高校テニス部は1965年に創部、この年から高総体に初出場を果たしました。 1966年、高総体初優勝。 部長は川津先生から桃山先生・藤崎先生・花城先生と引き継がれ、1974年より東口亨(とおる)先生へ。 1975年9年ぶりの団体優勝、翌年には初の連覇を達成。1982年まで7連覇。
1978年には部員の念願であった硬式庭球部用のコートが校内に1面出来る。
1979年、第1回全国選抜高校テニス大会に出場。 1986年から5連覇、通算13回目の優勝。 1999年から2021年現在まで22年連続、40回の優勝を果たしています。 海星高校テニス部を県内屈指の強豪に育てた前監督の東口亨(とおる)先生:[理科]からバトンを受けて、現在は東口嵩(たかし):[英語]が2007年から監督を引き継いでいます。
◆練習
テニス部の主な練習場は長崎市総合運動公園庭球場(屋外19面)
通称:柿泊(かきどまり)です。住所[長崎市柿泊町2210]
学校から約20分のところにあり、平日は毎日マイクロバス2台(約50人)で移動し、8面程度を使用し練習しています。
平日の火曜日から金曜日までは柿泊を中心とした長崎市内テニスコートで練習を行い、基本的に月曜日はOFFとしています。 土日に関しては、約1時間の移動はあるものの、市外テニスコートで9時~15時まで練習を行っています。
◆部員数
毎年15名程度の入部があり、そのほとんどが高校からテニスを始める初心者ばかり。
テニス部では、テニスを通じた人間形成を目標に日々取り組んでいます。 テニスという個人競技だからこそ、団体行動の大切さとチームとしての仲間意識を強く持つようにしています。
◆戦績
海星高校テニス部は、2021年現在、インターハイ予選である高校総体長崎県予選男子団体22連覇、40回の優勝を果たしています。
また、全国選抜高校テニス大会長崎県予選では16連覇、県新人戦では23連覇を達成しています。 九州大会では団体最高成績が準優勝(九州国体では優勝)、個人での最高成績は優勝です。 全国大会では団体ではベスト8・個人ではベスト4が最高成績です。
◆強化遠征
テニス部では、レギュラーメンバーを中心として九州内外に年間10回以上の遠征を行ないます。
例年、5月愛媛遠征、9月鹿児島遠征、11月九州外遠征、12月宮崎遠征、1月沖縄遠征、2月大分遠征などです。
◆海星ジュニアテニスチーム
2014年5月からOBの大塚史洋さん・竹内裕さんを中心として海星ジュニアテニスチームが立ち上がりました。
テニスを通じた心と身体の成長を目指し、スポーツマン(ウーマン)として当たり前のことに全力で取り組める選手を育成します。 詳しくは下記HPをご覧ください。
http://www2.hp-ez.com/hp/kaiseijr/page17
試合のない時期には、海星高校テニス部部員もお手伝いしながら、取り組んでいます。