今日は柿泊での練習でした。
そして、3年生が練習参加する最後の日となりました。
いつも通り18:00までの練習を終えて、1人ずつの立場から一言ずつ話をさせました。
溝川は自分自身に対する甘さを許してしまっていた自分自身への悔いを感じています。
「目の前の苦しいことに取り組んでいくことが自分が出来る最大の努力」
九州選抜にも出場しなかった選手が、全国選抜ではレギュラーの座を掴むことは珍しいことです。
どんな状況になっても、前を向き続けたからこそ輝ける最高の舞台が待っていました。
今林は全国選抜・インターハイともに、自分自身にチームの勝敗がかかった試合を落としてしまったことを、心の中でずっと持ち続けていました。
「負けたことを受け止めて、次へ進む」
プレッシャーがかかる場面で自分の力を発揮することが出来なかったのは、自分に対する甘えがあったことが大きい。
それでも、自分の判断が正解かどうか考えると、前には進めない。
大学という次のステージで同じ場面を求め、次は必ず乗り越える。
蘭は後輩たちに対する期待と後輩たちが持っている魅力を示してくれました。
「お前たちはやれる。もっともっと自分たちの魅力に気づく努力を。」
見ようとしなくても見えるのが、欠点。
見ようとしなければ見えないのが、魅力。
これまでずっとチームで一番の嫌われ役として、後輩たちの欠点を示してくれていました。
本気で後輩たちに強くなって欲しいという思いがあるからこそ、本当の魅力を引き出そうとしてくれていました。
坂上は主将として、チームの手本にならなければいけないと自分に言い聞かせ続けてきました。
「うれしいのは個人で勝ったときではなく、人の役に立てた時」
人に勝ったとき、嬉しいのは自分だけ。
人の役に立ったときには、嬉しいのは自分だけではない。
嬉しさは一緒に味わうほど、大きくなる。
チームが勝つと、嬉しいのは自分だけじゃない。
選手が頑張ればいいのではなく、サポートが応援だけしとけばいいのでもない。
みんなが手本となり、お互いが全力で支え合う関係を作ってほしい。
個人ではなく、団体としての力強さを求め続けたからこそ、その難しさとそれを支えようとする信頼できる同級生に巡り合えたのではないかと思います。
この学年には、どんなに批判されても、笑われても、黙々とやり続けていく力強さがありました。
3月1日に卒業式を迎えますが、今後もまだまだ1人ずつの夢に向かって、やり続けてくれると思います。
記録にも、記憶にも残る学年だったと思います。
今後も彼らの応援よろしくお願いします!!