5月16日から九州学生春季テニストーナメント本戦がスタートしました。
男女ともにシングルスではインカレ本戦が4人、インカレ予選が1人。
ダブルスはインカレ本戦が2組、インカレ予選が1組という少ない本数を争う戦いとなりました。
その中で、4年生の北村翔平(鹿屋体育大学主将)がシングルスで春季初優勝を果たしました。
決勝では同じ鹿屋体育大学1年生の田代選手をファイナルセットで破りました。
今大会は準々決勝から決勝までファーストセットを先行される展開。
苦しい展開の中で地力だけでなく、運も味方につけて各試合を乗り切ることが出来たようです。
最後のインカレ予選で最高の結果を出すことが出来たことは、個人としても主将としても意味のあるものだったと思います。
高校時代も最後の学年となり、追い込まれた状況で力を発揮した実績があるので、インカレでも結果を期待しています。
そして、王座を争う福岡大学の4年生賀川拓也もインカレ予選は逃しましたが、ベスト8。
佐世保トーナメントを制した3年生の上杉旬生が北村に敗れましたが、ベスト4。
また、上杉はダブルスでも準優勝を果たし、単複で初めてのインカレ本戦を決めました。
女子ではOGの吉田ひかり(西南学院大学3年)がシングルスベスト4、ダブルス優勝で単複でのインカレ本戦を決めました。
吉田は高校時代にインハイに出場した経験はなく、シングルスでのインカレ本戦は初めてです。
吉田の活躍は、高校時代にインハイ出場はならなかった選手が、インカレへのチャンス得る良い手本となっています。
大学の試合は厳しさが増していく中で、1週間勝ち抜くための体力・筋力などが求められます。
3人には、インカレでも戦い抜ける身体を作ってコートに立って欲しいです。
結果を残すことの出来なかった各OBも、夏の大会に向けて正しい取り組みを続けて欲しいと思います。
各大学で頑張るOB・OG選手の応援よろしくお願いします!!