土日で三菱電機ファルコンズ長崎クリニックが行われました。
今年で第6回を迎えた強化事業です。
今年は1日目が嬉野みゆき公園、2日目が佐世保総合グラウンドで行いました。
初日の午前中には、中学・高校で選抜された選手による強化練習。
午後から三菱電機ファルコンズの選手たちが到着し、開始式で強化事業がスタート。
少年男女の4選手がメインでファルコンズの選手たちと直接打ち合いながら、様々なアドバイスを受けました。
それ以外の選手たちは、豆谷監督からの直接指導に加え、親和銀行の選手との練習と堀田トレーナーのトレーニングを交代で行っていきました。
どのコートにも熱気があり、参加した選手たちも自分の限界まで取り組みことが出来ました。
最後に1時間全体でのトレーニングを行い、18時ギリギリまで取り組みました。
嬉しかったのは、長崎に来て下さるのは3回目になる堀田トレーナーが予定を過ぎても選手たちに対してトレーニングのアドバイスやケアの意識付けを熱く行っていたことです。
堀田トレーナーも1年間のスケジュールの中で、長崎でトレーニング指導することを楽しみにしていると仰っていました。
そして、2日目の午前中はファルコンズ選手たちと長崎強化選手の試合からスタート。
長崎 VS ファルコンズ
藤永(3年) 2-6 福田
松永雅(親和銀行) 6-2 廣田
佐伯(親和銀行) 7-5 池川
藤浪(2年) 7-6 駒田
古森(親和銀行) 2-6 黄
中川(1年) 6-7 福田
藤永(3年) 6-3 池川
松永雅(親和銀行) 6-4 黄
落石(2年) 6-4 廣田
松永雅・佐伯(親和銀行) 4-3 廣田・福田
藤永・藤浪(3年・2年) 2-6 池川・黄
古森・岩本(親和銀行) 2-6 駒田・大出
試合では勝敗以上に、勝ちに貪欲な姿勢が求められます。
親和銀行の佐伯選手は試合後に、「こんな選手たちと試合が出来るチャンスが次にいつ来るかわからない。ここで勝つチャンスがあれば勝っておきたい」と話していました。
国体少年男女にも、大切な姿勢を見ることが出来たと同時に、成年選手への意識付けにも効果を発揮していました。
午後からはクリニックとトレーニングに分かれての活動となりました。
クリニックでは、参加者たちもファルコンズの一言一言に耳を傾け、熱心に質問していた姿が印象的でした。
豆谷監督やファルコンズ選手たちからは、さりげないアドバイスの中に参加者たちが頭に残る言葉や動きがありました。
また、ファルコンズ選手たちも中学生以下の選手たちのレベルの高さに驚いていました。
しかし、チャレンジマッチなどになるとそれまでの練習のような思い切ったプレーは影を潜め、ミスの多い内容になっていました。
県内ジュニアたちの課題もはっきりと見えたクリニックになりました。
このような機会で感じたことを、今後も中学生との合同練習などを通じて、伝えていける部分は伝えていきたいと思います。
エキシビジョンマッチでも参加者が魅了されるプレーが多く見られ、チャレンジマッチでは特別景品をかけて、参加者たちがファルコンズ選手たちに挑みました。
クリニックの最後に、豆谷監督からも参加者の熱心な姿勢を評価していただき、充実の内容となりました。
毎年、多くの方々のご協力を得て開催しているファルコンズクリニックですが、今年が一番盛り上がっていたように思います。
ありがとうございました!!
そして、クリニックと並行して行われた午後の堀田トレーナーによる指導も最後まで休むことなく続きました。
各選手たちが歯を食いしばってついて行っていたのが、印象的でした。
強化練習の閉会式では、藤浪(2年)がファルコンズの監督・選手たちにお礼の言葉を話しました。
不器用で伝わりづらい内容だったかもしれませんが、藤浪が持っている熱意や情熱は伝わったはずです。
今年も2日間積極性を出すことを目指して取り組んだ強化メンバーですが、一番足りないのは「情熱」です。
1人1人が今以上に情熱を持ち、日々の言葉や行動に変化を出していって欲しいです。
たくさんの応援ありがとうございました!!
明日からは通常練習に戻りますが、この2日間の取り組みを無駄にしないように頑張っていきたいと思います。
明日も応援よろしくお願いします!!