今年は紙一重の1年となりました。
3月の全国選抜では、2回戦で湘南工科大附に敗れましたが、S1藤永・S3落石のシングルスで2勝したことは今後にも非常につながる試合だったと思います。
悔しさだけでなく、試合での収穫を得た大会となりました。
そして、4月からはOBの川上さんの後押しを受けて、長崎医療こども専門学校でのTRがスタート。
新1年生にとっては、入学後すぐに身体作りにも着手できたことは、チームとしても今後を見据えた取り組みが出来ました。
8月のインターハイでも、全国の舞台で躍動することを目標としましたが、各選手たちの状態やピークが各大会に合わせることが出来ずに、団体戦の難しさを感じました。
また、国体ではインターハイと同じくベスト16で終わり、3年連続ベスト16という入賞への壁を今年も乗り越えられずに悔しい結果となりました。
新チームに移行してからは、藤永という絶対的なエースや3年生の普段の練習を引っ張る力を失い、不安なスタート。
核となる選手が必要だった前のチームとは異なり、各選手たちの役割がはっきりしたことで強さが出てきました。
九州選抜では中川(1年)という新しいエースもでき、チームの柱を作ることが出来ました。
チームとしてのまとまった強さと個の強さを合わせたチームに今後も成長してほしいです。
来年も今年と変わらず全国大会での上位進出を目指し、取り組んでいきます。
恵まれた環境ではないからこそ、取り組む意志が大切になります。
ただ、環境のせいにすることなく、その逆境を力に変えなければいけません。
上手くなる瞬間を感じるためには、どんなことにも一生懸命取り組んでいく継続性が求められます。
ただし、一生懸命な取り組みの中でも、常に企みをもって、気づかずにミスを繰り返すことに陥らないようにしていく必要があります。
そして、ポイントやゲームにつながるペースや場面を練習の中から感じていきたいと思います。
選手たちには、勝負どころ・頑張りどころを感じながら、1年間を過ごしてほしいです。
今年も保護者の皆様を始め、アメアスポーツジャパン様、ゴールドウィン様、クレストン様、グローバルスポーツ様、長崎医療こども専門学校様、応援してくださった方々には大変お世話になりました。
来年は1月3日~6日まで行われるマスターズ大会から始まります。
そして、3月の全国選抜メンバーは以下の通りです。
1.藤浪巧(2年)
2.中川友(1年)
3.田中翔(1年)
4.落石倫(2年)
5.田畑佑馬(2年)
6.甲斐光汰(2年)
7.力丸暉(2年)
8.野田義樹(1年)
9.安藤太郎(1年)
2018年も応援よろしくお願いします!!