サポートして頂いているアメアスポーツジャパン(ウィルソン)からニューラケットが届きました。
2019年2月発売ということで、最終的なデザインも公表されていないため、ダズル迷彩デザインでの試打となっています。
これまでの後継機種での発売ではなく、まったく新しいカテゴリーでの発売となるようです。
ウィルソンが開発するラケットは、バーンやブレード、ウルトラといったテニス界でのシェアを占めていく中で、次のモデルにも期待は高まります。
打ってみましたが、驚くほどにしなるラケットでした。
今は高校生にも「しなるラケット」が人気になっていますが、基本的にはフレームの薄いラケットばかりです。
今回のラケットは厚いラケットに分類されますが、しなるラケットとなります。
通常、フレームの厚さはパワーとなり、ボールを飛ばす力が高いと選手は感じます。
しかし、しなりが出ない硬いラケットは、選手によっては飛びすぎてしまうという印象を持ってしまいます。
今回のラケットの特徴は、厚いのにしなるラケットということです。
打っていても、パワーがあるのに飛ばないラケットだと感じます。
トップ選手になれば、スイングにも柔らかさが出てきて、当たる瞬間の掴む感覚が研ぎ澄まされてきます。
トップを目指す選手の中には、技術不足からの力みなどでフルスイングを余儀なくされている選手がいます。
男子選手の中で力の配分の調整が難しい選手や、女子選手のようにコンスタントに打ち続ける選手にはうってつけのラケットです。
来週のテスト明けには、何人かの選手に打たせて傾向と対策を図っていきたいと思います。
また、先日、錦織選手もバーンからウルトラに変更されることが発表されました。
バーンの形状やウエイトは何も変えずに、クラッシュゾーンによるスイートエリアの広がりが得られたそうです。
打球感の柔らかさとバウンド後の伸びが、前回ラケットよりも向上しています。
こちらも、ウィルソン上田さんからラケットを送ってもらうのが楽しみです。
テスト明けには、新しいラケットのレビューを再度行っていきたいと思います。
明日も応援よろしくお願いします!!