今年で第9回目を迎えたがんばらんばカップが柿泊で行われました。
開始式が行われる頃まではパラパラと雨も降っていましたが、その後は1日快晴となりました。
予選リーグでは小学生選抜とレジェンド長崎と対戦。
小学生選抜は1年1年積極性が出てきている印象を受けました。
今年はジュニア委員である大塚さんが監督として入っていましたが、大塚さんが関わるようになって小学生世代は大きく変化していると思います。
選手としての心構えがしっかりしてきて、試合に臨む姿勢も向上していると思います。
レジェンド長崎として出場した田邉さんからも貴重なアドバイスを頂きました。
小学生選抜の今後のさらなる成長に期待しています!
そして、今年初参加となったレジェンド長崎。
長崎テニス界を長年引っ張ってこられた田邉さん(親和銀行)を始め、長崎県内外で活躍された方々に参加して頂きました。
その中で、長崎出身で高校時代には日本一も経験した橋川くん(日大2年)が参加してくれました。
予選リーグの試合が終わってからも、13時半から始まった強化練習会でも夕方までジュニア選手と打ち合ってくれました。
今大会は成人式を控えた忙しい時に、大会参加を自ら決断して、様々なことを伝えてくれました。
田邉さんや橋川くんのお陰で、試合だけではない強化を図ることが出来ました。
本当にありがとうございました!!
男子本戦準決勝では親和銀行に競り勝ち、決勝戦ではフンドーキン醤油と対戦。
決勝
海星 2-1 フンドーキン醤油
D1 中川・姉川(2年・1年) 2-6 岡部・中井
S 田中(2年) 6-4 矢野
D2 野田・井崎(2年・1年) 6-2 梶谷・松木
4年ぶり3度目の優勝となりました!
準優勝となったフンドーキン醤油の選手たちは、昨年は雪の影響で不参加となり、2年ぶりの参加でした。
OBの矢野・渡邊・染木の3名が現役で活躍していますが、勢い・元気さを感じさせるチームです。
予選リーグ・準決勝・決勝と勝ちにこだわって試合をしている姿勢は試合を見ていた高校生以下の選手だけでなく、大学生選手たちにも感じてほしい部分です。
海星の田中にとっては、レジェンド長崎の橋川くんとの試合で全国との差を実感することができ、そこから準決勝・決勝と元気な社会人選手相手に落ち着いて勝ちきることが出来ました。
今大会は、中川がまとまりを作り、野田が冷静に試合をコントロールし、田中が勝利を手繰り寄せる理想的な大会となりました。
この感覚を大切にしながらも、1年生に残された課題をどうクリアしていくかを考えて行きたいと思います。
そして、女子は決勝戦で鹿児島銀行と九州文化学園が対戦。
決勝
鹿児島銀行 2-1 九州文化学園
D 江籠・円本 6-4 桝富・中村
S1 川畑 6-3 本田
S2 福島 3-6 平原
9月に行われたさくらじまんカップでは苦杯を喫していた相手に真っ向勝負で勝利し、初優勝を果たしました。
来週から日本リーグがある中、参加をしていただいたことは本当にうれしく思います。
対戦して頂いた高校選抜や中学選抜、九州文化学園は多くのことを吸収出来たはずです。
鹿児島銀行の選手の中には8試合こなした選手もおり、何度も中高生に胸を貸していただきました。
江籠監督と選手たちには鹿児島からわざわざお越しいただき、手を抜くことなく全力でプレーしていただきました。
その姿勢に応えるべく、長崎県女子選手たちも例年以上に気持ちのはいった試合が多かったように思います。
そういった姿勢を見て、江籠監督からも来年もまた来ます!という言葉もありました。
鹿児島銀行の江籠監督・選手たちには感謝しかありません。
社員選手のみでプロ選手相手に戦うことは簡単なことでありませんが、日本リーグセカンドステージも楽しみにしています!
応援よろしくお願いします!!
最後に、毎年海星高校テニス部保護者による豚汁・ぜんざい・うどんなど保護者の方々が協力して大会を盛り上げていただきました。
がんばらんばカップ名物といっても過言ではないほど、関係者みんなが楽しみにしています。
続けることは簡単なことでありませんが、今後も様々な方々にご協力いただきながら継続して頂ければと思います。
ありがとうございました!!
来年は第10回となり、この事業をスタートして10年となります。
これまでも様々な困難がありましたが、参加選手たちにご協力頂きながらなんとか続けることが出来ています。
今年高校選抜女子選手の中に、毎年がんばらんばカップ参加を楽しみにしてくれている選手がいることを知りました。
いつの間にか、この大会に出ることが長崎県選手たちの目標になっていると感じ、非常に嬉しく思います。
長崎国体での成功を目指して始めた事業ですが、長崎国体が終わっても続けてこられたのは各選手たちのそれぞれの思いがあったからこそです。
今後も様々な困難があるかと思いますが、目標となる大会であり続けられるように常に新鮮な気持ちで継続していければと思います。
長崎県の選手たちが今後も強い絆を持ち、各世代が強化と伝統の継承を行なっていけるように。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!!
第10回も応援よろしくお願いします!!