本日、第71回生の卒業式が行われました。
嬉しいことも、苦しいこともあった3年間だったと思いますが、その思いの強さが今後に必ず活きるはずです。
今年度は20連覇を達成し、節目の学年でもありました。
連覇ばかりが注目されますが、インハイメンバーとなった田畑・落石・藤浪の3人だけで成し遂げたものではありません。
全国大会に出場することは誰もが出来ることではなく、出場するためには絶え間ない努力が必要となります。
しかし、レギュラーになれなかったとしても、我慢を続けていった選手は他にも多くいます。
結果として、レギュラーになれなかったり、優勝することが出来なかったことは本人たちの中では目標を達成できなかったことになるかもしれません。
しかし、3年間の中で、多くの我慢をしてきたからこそ、周りが見れる人間へと成長し、やり抜く力を身につけてこられたはずです。
これからの人生において、相手の目を見て話す、目の前のゴミを拾う、ブラシは走ってキレイにかける、マイクロへの感謝、コートへの感謝、親への感謝がいつ役に立つかはわかりません。
最初は難しいと思っていたことが、今では当たり前になっている。
このことがわかっただけで、部活動を続けてきた意味は十分あると思います。
3年生には、誰からも憧れられるヒーローであって欲しい。
ヒーローは最初は困難にぶつかって弱いが、最後には困難に打ち勝って強くなる。
スタートとゴールはすでに決まっています。
あとは、それまでの過程で自由な発想を持って、取り組んで欲しいと思います。
その中で、苦しいことがあると思いますが、高校時代と同様にどれだけ我慢出来るか。
諦めず我慢し続けた結果を知っているからこそ、もう一踏ん張り出来るはずです。
今後の3年生の活躍を期待しています。
校友会誌「海星」に、高総体20連覇を記念して、東口亨先生とともに20年の思いと今後についての思いを掲載しています。
是非ご覧下さい!
明日も応援よろしくお願いします!!