今日は松山で冬季戦本戦シングルスが行われました。
九州選抜室内Jrでベスト8入りした今里(1年)は参加していなかったため、多くの選手達がチャンスを得た大会となりました。
今大会の意図は上位選手向けというよりも下位選手たちがポイントを獲得するチャンスとなることです。
多くの選手達が初めての本戦に進出し、本戦で勝ち上がるだけでなく、負けたことで未熟さや不徹底の部分に気づかされたはずです。
予選や本戦を勝ち上がることは、誰にでも出来ることではなく、本人たちにとっても貴重な経験だったと思います。
しかし、それ以上に強く印象に残ったことがありました。
それは、主将の清原を始め、2年生たちが試合に敗退した後に、自ら後輩や同級生たちの試合にボールパーソンとして入っていたことです。
今大会前に、主将としての自覚の無さや振る舞いの不徹底さを注意したから、動けたのかも知れません。
しかし、自分たちも上位を狙った大会で敗退し、非常に悔しい中で、一番辛く苦しいことを選択できました。
選手としては勝たなければいけなかったのかもしれませんし、負けたから当たり前だと言われればそこまでです。
ただ、高校生という年代は嫌でも周りの目や状況が気になる年頃です。
そういった年代で、与えられた役割を一時の感情に流されずに実行できる力は今後必ず活きてきます。
主将や2年生には、部活動を続ける意義や、テニスという個人競技の中でチームとしての統一性を伝えていく役割があります。
今年の活動は残り数日となりましたが、この冬で感じたことを忘れずに、来年につなげてほしいと思います。
明日の予定
本戦出場者:松山12-16
TR16:30-18:30
明日も応援よろしくお願いします!!