今日は朝から生憎の空模様となりましたが、卒業式が行われました。
卒業式の中で四賞表彰が行われ、宮川賞を竹廣(3年)が受賞しました。
そして、卒業式が終わる頃には雨も止み、テニスコートに場所を移動して、卒部式が行われました。
1人ずつ話を聞いていくと、いろいろな思いが出てきます。
3年間の中で、2年半の期間をコロナウイルスの影響を受けながら、過ごしてきました。
いろんな規制がかかり、満足に活動できなかった日々もありました。
小島先生からは、今里や鳥井が残した素晴らしい結果を同じ学年で誇りに持ってほしい、技術がある・ないに関わらず応援し合えた日々を忘れないでほしいと話がありました。
僕ら指導者が選手たちに与えられることは、「環境」と「きっかけ」に過ぎません。
厳しい状況の中で、いかに生徒たちが活動できる環境を整えていくかを常に考えてきました。
自分たちで作り出してきた環境と、支えられている人たちから与えられてきた環境があることを忘れないでほしいです。
また、3年間の中で、様々な気付きを伝え、多くのダメ出しを繰り返してきました。
鳥井からは、「9割厳しく・1割優しかった」という言葉も飛び出すぐらいです。
どの言葉が、どの行動が、各選手たちにとって「きっかけ」になったかはわかりません。
しかし、どの言葉も、どの行動も、真剣に選手たちと向き合ったからこそ出た結果です。
どの言葉が選手に届くのか、わからないからこそ、言ったことに満足することなく選手を見守り続けていきました。
どの行動が選手の思考を変えることができるのか、わからないからこそ、習慣化するまで待ち続けました。
選手から好かれようと思ったことは一度もありません。
選手を選ぶ以上は、情ではなく、見極めることが必要だと思うからです。
しかし、チームの中では継続的に努力をし続けられることは当たり前で、悩みながら決断したことも多くあります。
全員を納得させることは出来ませんが、小島先生と協力しながら全員に「きっかけ」を与えることが出来たと思っています。
分け隔てなく、良いつながりを持った学年でした。
この学年だからこそ、「きずなプロジェクト」も開始できたと思っています。
様々な歴史を塗り替え、歴史を始めた学年でした。
3年間、たくさんの応援ありがとうございました!!
明日からも応援よろしくお願いします!!