2022年を振り返って

今年は2年連続で「がんばらんばカップ」がコロナウイルスの影響で中止。

今年度はオール長崎で実施となり、新たな形を模索しながらの開催となります。

1月にはきずなプロジェクトを開催しましたが、それ以降は開催出来ませんでした。

3月には全国選抜大会出場を逃し、覚悟を持って今年に臨まなければいけないと決意しました。

3月には歴史を塗り替えた3年生が卒業を迎え、4月から新入生が入学し、新たな気持ちでスタート。

5月には海星中高合同で初めての九州強化遠征に臨み、高総体・中総体に向けた共通認識を持つ機会を得ました。

6月には下馬評を覆し、高総体23大会連続優勝を果たしました。

高総体までの間も満足な調整は出来ませんでしたが、改めて戦う姿勢を持ち続けることが重要だと感じました。

高総体が終わり、夏が始まりました。

23年連続41回目の優勝を果たし、安心していた選手たちは沖縄県で行われた九州総体へ。

しかし、九州総体では初戦敗退し、力の無さを痛感しました。

それでも、主将の田中はシングルスでも九州ベスト8に入るなど、3年生としての自覚は少しずつ強まっていきました。

そして、九州ジュニアではU16ダブルスで準優勝し、全日本ジュニア出場権を獲得しました。

個人の力が足りない中で、伝統のダブルスの力を示す結果となりました。

高知県で行われたインターハイでは初戦突破を果たしましたが、2回戦で惜しくも敗れました。

今年のチームでは初戦突破が精一杯の結果でしたが、団体ダブルスでは2勝することができ、主将田中にとっても悔いを残すことなく大会を終えました。

また、次年度に向けて、1年生南にはシングルスを任せ、経験を積ませました。

新たな重責を担うことが出来る選手だと思いますが、1年間を通して経験を積んだことを来年につなげていくことが今後の課題だと思います。

また、今年も昨年同様、コロナウイルス感染症の状況に左右される年でした。

大会や遠征は開催・実施できたものの、直前に濃厚接触者になり活動が出来なくなるなど、計画性のある取り組みが1年間を通して実施できていなかったと思います。

九州選抜では、昨年悔しい経験をした2年生中心のチームでの挑戦。

こちらもコロナウイルスの影響を受けて、出場も危ぶまれる苦しい状況でした。

最終日を終え、第6位。

今年は記念大会ということで8位までに与えられる自力での全国選抜出場枠獲得は果たすことができました。

長崎開催という中で、プレッシャーとの戦いになるかと思いましたが、それ以上に個々のコンディションが上がらなかったことが逆に自分たちが出来ることにフォーカスすることが出来たと思います。

1月には全国委員会の発表があり、2年ぶりの出場が決定します。

野球部も選抜確実とされており、野球部との同時センバツ出場も期待されています。

寒い季節でも、トレーニングを精力的にこなしながら春に向けて準備するという例年の取り組みもままならない状況で1年間を終えました。

年を明けてからは、あっという間に全国大会の時期を迎えてしまいます。

計画的に取り組みたくても、思っているような取り組みが出来る保証もありません。

1日1日悔いを残さない取り組みをチームとして続けていくことが必要だと話して、今年の活動を終えました。

今年も保護者の皆様を始め、アメアスポーツジャパン様、ミズノ様、クレストン様、グローバルスポーツ様、応援してくださった方々には大変お世話になりました。

来年も1月3日~6日まで行われるマスターズ大会から始まります。

  

圧倒的な力や選手がいるわけではないので、毎年が勝負の年になります。

負けず嫌いであり、謙虚であり、素直であること。

1人でも多くの選手がそうなれるように、1人でも多くの選手が成長できるように、日々の活動を大切にしていきたいと思います。


2023年も応援よろしくお願いします!!

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