今日は大分スポーツ公園で男子団体戦が行われました。
男子団体
1R
海星 2−1 仙台育英(宮城)
D 中川・藤本(2年) 6−3 川本・佐藤
S1 南伊織(3年) 6−7 工藤
S2 本村凌雅(2年) 6−1 鏑木
1回戦は9:45から始まり、1面展開からスタート。
ダブルスで、リターンゲームでのリターンミスを繰り返し、相手を楽にさせる状況が多く難しい試合でした。
しかし、サービスゲームでは2人ともにサーブ・ボレー・ストロークと安定感があるプレーでした。
特に、藤本が苦しい場面でも粘り強くプレーしていたので、非常に頼もしかったです。
シングルス1の南は、お互いのサービスゲームを初めてブレークして5−4としました。
その場面で、この試合初めてサービスで崩れましたが、再度ブレークしてタイブレークまで持ち込んでくれました。
しかし、相手の得意なパターンを分かってはいたものの、最後は「そこ」で待てなかったことで有利な状況を作り出すことができませんでした。
シングルス2の本村は、プラン通りの展開で相手のミスを誘い試合を進めました。
1−1の緊張感の中でも、しっかりと自分の力を出していくことができました。
何をすれば何が起こるか、何を選択すれば相手がどんな反応をするのかを理解できているからこそ出来るプレーでした。
1回戦の後、ヒートルールが適用され、12:00から16:00まで試合が中断されました。
17:45から2回戦が始まり、20時前に試合が終わりました。
2R
海星 0−2 近畿大学附属(大阪1)
D 南・中川(3年・2年) 4−6 黒松・岸井
S1 本村凌雅(2年) 3−6 倉下
S2 藤本大輝(2年) 2−3打切 福島
ダブルスをとりプレッシャーをかけたいところでしたが、要所でサーブ・リターンの少しの差が勝敗を分けました。
サービス・リターンに強みを持ち、スピード感にもついていける2人だからこそ、ここまで試合を作ることができました。
多少の不安定さよりも、勝負し続ける姿勢を持ち続けてくれたことが非常によかったです。
南にとっては、3年間出場し続けた最後のインターハイでした。
飛び抜けたエースがいない中で、3年連続で初戦突破を果たすことができたのは大きな意味を持ちます。
いつも勝敗がかかるところを任され続けた選手であるからこそ、プレッシャーとの戦いが多くありました。
元々、プレッシャーに強い選手ではなく、1年生の頃は試合を成立させるプレーが非常に多い印象でした。
まだまだ抜けきれていない部分はあるものの、シングルスでもダブルスでも相手のミスを期待せず自分からポイントを奪いに行く姿勢が随所に見られました。
チャンスをチャンスだと見極め切れるようになったのは、自信を持つまで理論を継続して取り組んできたからこそです。
1回成功して満足せず、理論を確立するまで何度も熱心に取り組んできました。
だからこそ、試合を決めにいける選手に成長してきたと思っています。
最後の個人戦に向けて、いい準備をしてもらいたいです。
そして、長崎からは1・2年生を中心に応援組が駆けつけ、最後まで力強い声援を送ってくれました。
選手は力強い後押しを受けて、非常に心強かったと思います。
次は自分達の番だと意気込む選手が多いと思いますが、まずは自分ができることを理解して継続してほしいです。
たくさんの応援ありがとうございました!!
明日も応援よろしくお願いします!!