本校は、2010年より男女共学となり、海星中学から海星高校に進学し卒業する生徒は、2024年度の海星高校卒業生を含めて9年目となりました。難関国公立・私立大学への現役合格を目指して頑張っています。有名大学の指定校推薦枠が豊富なのも本校の魅力の一つです。
以下は令和5年と令和4年の進路実績(一部)です。
私が海星を卒業して、まず思ったことは海星で6年間過ごして良かったということです。私は高校の3年間、内部進学クラスに所属していました。そのことによって3年間ずっと同じ担任の先生でした。さらに中3もその先生だったので、私自身は4年間ずっと同じでした。友達には5年間同じという人もいました。これだけ長く担任の先生が同じであることによって、信頼関係もより深まり、より自分にあった進路を考えていただきました。さらに、担任の先生だけでなく、ほとんどの先生が変わりなく職員室におられるので全く知らない先生がいるということが受験期間にはほとんどなく、自分のわからない問題や事柄を気軽に質問することができ、より自分の勉強を自主的に進めることができました。また、中高一貫であることによって、中3の途中からは高校の学習内容を先取りで勉強できます。そうすることによって高3になると、全内容の授業がより早く終わり、試験に向けてより多くの演習時間を確保することができます。試験にむけて演習を多くすることはとても重要なので、そういった意味では中高一貫であることは有利であるといえます。また部活動の面では、部活によっては高校生と一緒に活動することもあるので、より技術や経験のある人から多くのことを学び取ることができ、より有意義な部活動ができます。最後に、中高6年間は長いようでとても短いものです。中学生のころから海星でしっかりと目標定めて、海星で良かったと思えるような6年間にしてください。
足立 すみれ(聖マリア小・海星中出身) 長崎大学 医学部 保健学科看護学専攻卒業
私が大学受験を経験してわかったことは、効率の良い勉強で大学に合格できるということです。大事なことは、海星の先生方の教えを守り、やるべきことをやるということです。受験勉強は受け身ではなく、自主的にするものかもしれませんが、与えられたもので勉強することは、最低限かつ効率的なものだと思います。先生方は長年受験生を見られ、必要な勉強の内容と時間を理解された上で、私たちに指導してくださいます。だから、先生方に頂いたプリントや課題をこなすことは、最も無駄のない勉強法です。私は受験勉強をしようと考えた時、実際に何をすればいいのかわからず、まずは先生から与えられる課題をしっかりこなすことに決めました。すると、自分に足りない部分がはっきりしてきて、自然と自主的な勉強もできるようになりました。私が第一志望に合格することができたのは、意識しないうちに質のよい勉強をできていたためだと思います。このような経験から、私が今後大学受験を経験するという方にお勧めするのは、多くの経験を積まれた先生方から受験の指導を受けるということです。海星高校はそのような指導をしてくださる学校です。さらに、ただの指導ではなく、中高一貫校だからこそできる生徒一人一人に合わせた指導です。皆さんも、海星高校で効率の良い勉強をして、合格をつかみ取って下さい。応援しています。