先輩からのメッセージ
先輩からのメッセージ
海星に入学してよかった
S.K (緑が丘中出身) 大分大学工学部 応用化学科
僕は、小・中学校ととにかくサッカーばかりやっていました。そのため、気がつくと中総体も終わり、受験の時期となっていました。まわりの友達は順調に受験勉強をしているのに対し、自分は今までの遅れを取り戻そうと必死になって勉強しました。その結果、海星高校の推薦を受けて見事合格しました。
入学時のクラス編成の時、今の自分では大学は厳しいかなと思い、総合進学クラスを選択しました。毎日の補習・宿題がとても大変で、自分はとりあえず与えられたことだけをやっていました。学校生活にも慣れ、勉強に対しても多少余裕が出てきたので、担任の先生と何度も面談をして、2年生は国公立進学クラスの理系クラスで頑張ることを決めました。総合進学クラスとは違い、国公立進学クラスは0校時から6校時まで授業で、そのあと放課後の課外もありましたので慣れるのに非常に大変でした。そのうえ、宿題の量も今までとは違い、それをこなすだけで精一杯でした。大学進学がこんなに大変なものかと思いもしませんでした。
3年生になると進路をある程度はっきりさせる面談が何回かありました。そこで自分はあまり国立大学に対しての自信がなかったので「公務員に直結した大学校を…」と思っていましたが、担任の先生から「国立大である大分大学を狙ってみたら」と言われました。最初それを聞いたときは本当に驚きました。不安もありましたが先生の言葉を信じて頑張ってみようと決心がつきました。
それからは、いろいろな先生が時には厳しく、時には夜遅くまで受験に向けて教えてくださいました。おかげで、目標だった国立大学・大分大学工学部に合格することができました。3年前の自分からはとても想像できませんでした。しかし、この3年間きつくて厳しくて辛かったけど、先生の言葉を信じ、自分を信じた結果、無事合格することができたと思うととても嬉しいです。本当にありがとうございました。この経験を今後に活かしていきたいと思います。
今では、大学で寮に入り、好きなサッカーのサークルに入り、大学生活を楽しんでいます。もちろん勉強も頑張っています。海星の先生方、本当にありがとうございました。
私は学生時代、海星学園に高校の3年間お世話になりました。その頃は、基本的には3年間同じクラスだったので、友達どうし仲がよく、今でも時々集まってワイワイ楽しく食事をしています。
そんな私の息子も、3年前高校受験の時期を迎えました。進路をと考えた時、「海星学園に行かせよう」と考えました。
海星学園に入学する際、国公立進学クラスか総合進学クラスかの選択があり、国公立進学クラスは無理だろうからと総合進学クラスを選択しました。クラブは入らず、市民の龍踊りに入って、ランタンの時期は楽しんでいました。
2年に進級するとき、先生から国公立進学クラス(理系)のB組に行かないかと言われました。B組に入ってみると、0校時目から6校時目、それに放課後の課外授業、その上宿題も出て、最初は大変だったようです。それも次第に慣れてきました。私の学園時代と比べようもないくらい先生方も生徒も熱心に勉強に取組んでいるなぁと感じました。
3年になり、進路相談が何回かありました。最後の進路相談のとき「国立の大分大学を受験してみてください」と言われ、「国立??」と一瞬思いましたが、先生の言われる目標に向けて息子もがんばるようになりました。中学のときは「勉強しなさい勉強しなさい」と言っていたのに、高校に入ってほとんどその言葉は発していない気がします。
受験日も押し迫ってくると、土日も無いくらい先生方に夜遅くまで熱心に教えていただきました。
そのおかげで私立大学に続けて合格。そして国立大分大学の発表の日。運命の一瞬でした。担任の先生から「息子さん大分大学に合格しましたよ」と発表から何分もたたないうちに電話が私に入りました。私は思わず「先生方の熱心な指導のおかげです。ありがとうございました。」と言葉を発しながら、心の中で万歳を何回も何回もしていました。
おかげさまで志望大学に合格することができました。本当にありがとうございました。
目標を考え、常に意識する
H.R (三和中出身)長崎大学工学部 社会開発工学科
私は、部活動でバレーボール部に所属し、また、学校までの通学時間が長いこともあって、大変な毎日を送りました。しかし忙しい中であっても、毎日の宿題や小テストのための勉強は欠かさず取り組みました。授業に集中し、与えられた宿題や小テストをしっかりこなすことが学習において一番大切です。高校生活は授業や部活動で忙しいですが、時間を有効に使うことで毎日充実した生活を送ることが出来ると思います。
私は進路については、行きたい大学を海星に入ってからすぐに決めていました。志望大学のことを常に意識しながら生活することで、授業に集中することが出来ました。
自分の目標を定め、それに向けてどれだけ日々努力し、工夫していくかを常に意識することが重要なのだと思います。
私の息子は中学からバレーボールに頑張っていました。そのためか、あまり勉強には真剣に取り組んでいる様に思えませんでした。高校受験も間際になり頑張っていましたが、残念ながら第一志望の公立高校は不合格でした。試験時にあがったみたいで実力が出せなかったと言っていました。海星入学時も最初落ち込んでいましたが、部活のバレーボール部にも入部し、部員や顧問の先生方の力添え、またクラスの仲間や担任の先生方の温かい思いやりで、元の明るい良太に戻りました。
B組は宿題に補習に大変だったと思いますが、部活と両立できたのも先生方の熱心な指導の賜物と深く感謝しています。私も定年を迎え、県外の私立の大学に出すことは難しいと息子には言っていたので、プレッシャーになっていたと思います。しかし、先生方が本人の頑張りを認めていただき、長崎大学工学部を受験してはどうかと言われて大変嬉しく思いました。
後は本人が試験でどれだけ実力を出せるかでした。どちらかというと、あがり性的なところがあったので心配でした。しかしその心配は先生方の毎日の遅くまでの熱心なご指導により払拭されました。おかげで無事、長崎大学工学部に合格できました。本当に担任の先生はじめお世話になった先生方のおかげです。ありがとうございました。
あと海星の後輩のためにも大学でしっかり勉強し、立派な社会人になって欲しいと思っております。本当に3年間お世話になり、ありがとうございました。
「海星で高校生活が送れて本当によかった」と親子ともども感謝いたしております。本当にありがとうございました。
自分に合った勉強法
M.S (小島中出身)山梨大学工学部 電気・電子システム工学科
私は3年前の高校受験で第一志望の公立高校に落ちてしまい、海星に入学しました。しかし、今では海星高校に入学して本当によかったと思っています。「大学受験では第一志望の大学に受かってやる。」と思い、頑張り続けてきたことが今の結果につながりました。
受験についてですが、皆さんにも自分の勉強方法があると思いますが、私が実際に行っていた勉強法は、まずしっかりと休憩をとって、集中した勉強時間を確保することです。集中していない状態で勉強をしても、内容が頭に入らず、全くはかどりません。そこで私は、やるときはやる、休むときは休む、とけじめのある行動をとることにしました。次に、海星には「朝読書の時間」があります。私はあまり読書をする方ではなかったのですが、この時間に読書をすることで少しずつ本を読むことに慣れ、様々な知識を得ることができました。最後に、わからないところがあったらすすんで先生に質問に行くことです。先生に質問に行くと、教科書には記載されていない独自の解き方や丁寧な解説をしてくれます。わからないところは後に残さず、その日に解決するようにしていました。みなさんも、まずは自分にあった勉強法を見つけることから始めてみてください。
最後に、受験の時、まわりは知らない人ばかりです。そこで緊張してしまうのではなく、今までの努力を信じて、「自分は絶対合格するんだ。」という強い信念を持って受験に向かってください。
幼い頃から機械が好きで、自分の興味がある事にはあきる事なく集中し、父親の傍で家電品の修理分解、コンピューターの操作など見よう見まねで覚えていました。いつからか大学進学するなら工学部と、学部選択で迷ったことはありませんでした。
しかし高校入学当初から、補習と授業で1日の大半を学校で過ごす生活に追われ、体力、集中力が続かず、いつも疲れた様子でした。もちろん成績も芳しくありません。進路について親子で話しても、口先だけの約束に終始し、具体的に志望大学を決めることができませんでした。本人も悩んでいる様子でしたが、勉強への集中力が持続できず時間だけが過ぎていきました。私たち両親もそんな息子を見ているうちに、入れる大学に行けばいい…と半ばあきらめていた様に思います。
当の本人と両親がそんな考えでいた時に、いつも本気で進路の事を考え、叱咤激励し続けて下さったのが担任の先生でした。学科の選択に迷った時も、本人の希望や将来の夢に加え、社会の動向、何より先生ご自身の経験と分析力をもってアドバイスを頂き、まさにプロフェッショナルな指導力だと感じました。本人も同感だったのでしょう。2年生の後半から今までの生活を見直し、勉強スタイルを変え、初めて自分のために勉強し始めました。入れる大学ではなく、行きたい大学に合格したい。そう受験に対する気持ちが変わったのです。
そして山梨大学工学部に合格。先生方の支えと励ましのお陰だと感謝の気持ちでいっぱいです。
海星高校に入学して信頼できる先生と出会えた事、この出会いで息子の意識は確実に変わりました。予備校も何もいりません。先生方を信じて迷った時は相談し、素直にアドバイスに耳を傾ける。それだけで勉強する意味が見えてきます。
4月から四方を山に囲まれた甲府市で1人暮らしが始まります。時々校舎から眺めた長崎の海を思い出す事でしょう。そしてその校舎で過ごした3年間の高校生活はこれからも息子を支えてくれると信じています。
3年間ご指導下さいました先生方、友人の皆様、学校関係の皆様に感謝し、今後の海星高校の更なる発展を祈念いたします。
目標に向かって!
I.S (海星中出身)群馬大学工学部 応用化学・生物化学科
海星高校に入学したての頃、私は、中学時代とは勉強や生活のペースがガラリと変わって、戸惑うばかりでした。しかし、身近な先輩が大学受験に向けて頑張っている姿をみて、自分も負けずにやっていきたいと少しずつ思うようになりました。最初は、各教科にかける時間配分が上手くいかず大変苦労しました。苦労の連続でしたが、まず、授業でわからないところなどは、休み時間や放課後に先生方にポイントを絞って質問をしにいきました。そこでは、授業では得られないアドバイスをたくさんもらうことができました。段々と不得意教科における苦手意識を克服していくことができ、3年の頃には、受験勉強にしっかり取り組んでいくことができました。そして、第一志望大学に見事合格することができました。努力して成功したときに得た喜びは、本当に大きかったし、自分の自信にも大きくつながりました。それは、大学受験だけでなく、その他の事でも言える思います。大切な事は、「目標を持って自らやる姿勢」です。私は、海星でそのことを学ぶ事ができました。
長いようで短かった海星学園での6年間。海星中学での生活は毎日が楽しく、部活動に明け暮れた日々でした。将来の設計を考えることなく高校生になりましたが、大学進学を希望していたので、国公立進学クラスに入りました。苦手な科目に悪戦苦闘する毎日でしたが、先生から疑問を後日に残さないとの教えに、昼休み、放課後を利用して積極的に先生方からご指導をいただきました。
3年生の春に志望校を絞っていき、第一志望校を群馬大学に決めました。運良く群馬大学に海星高校出身の先輩がいらしたので、夏に大学を案内していただきました。目指す大学を目の前にして、絶対に合格するぞ!という意欲に駆り立てられたようです。目標を高く持ち、そこに達するためには日々努力をする。“継続は力なり”の言葉を胸に抱いて先生方から効率良い勉強法を指導して頂きました。私立大学に合格していたものの、心にゆとりを持つことはできませんでした。いよいよ群馬大学受験。受験後は力を出し切れたように思いましたが、何しろ国立大学でしたので自信は持てなかったようです。先生方には受験日の前日まで連日夜遅くまで熱心にご指導して頂きました。その甲斐あって念願の群馬大学工学部に合格しました。合格発表の日、インターネットで息子の受験番号を見つけた時にはあまりの嬉しさに小躍りしてしまいました。担任の先生からもすぐ合格おめでとうございますのお電話を頂き、感無量でした。暫くして気持ちが落ち着きますと先生の熱意あるご指導が改めて思い出されました。最後まで諦めず頑張った息子におめでとうと。そして、温かい励ましと適切なアドバイスをして下さった担任の先生。熱心にご指導頂いた教科担任の先生方に大変感謝しております。海星学園で6年間学ぶことができ、とても幸せでした。
先生方、本当にありがとうございました。