海星高校 放送部
放送部
平成28年度 第63回NHK杯全国高校放送コンテスト長崎県大会ドキュメント部門 予選通過
平成28年度 第38回九州高校放送コンテスト長崎県大会ラジオ番組部門 予選通過
被爆70周年記念事業『長崎国際平和映画フォーラム2016』 高校生朗読参加
放送部部フェスティバル 番組CM出品
放送部県大会出場
21日(日曜) 会場:長崎西高校で、長崎放送地区大会が開催され、朗読部門にて高校2年生 山下さんが優秀賞を受賞し6月下旬に開かれる県大会への出場が決まりました。
「課題朗読は、川端康成『ざくろ』でした。」
昨日昼休み、受賞報告に来てくれました。感想を尋ねると
「場面の明暗や作品中の台詞部分、特に伝えたい文章を朗読する際のスピードや強弱に気持ちと心を込めました。朗読時、基本中の基本と言われる事に、とにかく忠実に、そして丁寧にいこうと練習を重ねてきました。」
県大会出場を決め、安堵と次の決意を交えた笑顔で教えてくれました。
「人の朗読に耳を傾ける事で多くのことを学び、自分の朗読にそれを反映できます。大会に出場できたことは本当に勉強になりました。」
放送部の皆も喜んでくれたでしょう、と言葉をかけると、
「これは放送部全員で手にした県大会出場です。部員の皆に心からありがとうと今は言いたいです。しかし満足したらそこで終わりなので、これからも練習に励みます。」
今年3月に卒業した放送部OBの言葉を思い出しました。
「しゃべるだけではなく、どのようなテーマを掘り出し、どのように取材し、それをどのように伝えていくかも審査対象です。」
「文化系のクラブ活動は、運動系のクラブ活動とはまた違って、長崎県全体で盛り上がって公式戦や大会が年に何回も開催されるわけではありません。だから1つ1つの大会でしっかり結果を出していかなければいけないという気持ちは常に持っていました。」
先輩の背中で学んだ後輩が、今年も県大会出場を決めました。
学校行事に放送部あり
知りたいことをお伝えする。
知らない一面をご紹介する。
旬なトピックを瞬時に記事と写真にする。
学校行事では、何をしているのか瞬時に言葉にして全校生徒に伝える。
案内や連絡をすることもあります。
皆の活動を記録とっして残して、後輩達の活動に役立てる資料作りも行います。
放送部の皆さんは、自らが主役となって放送長崎県大会に挑みました。大会関係者の皆様、ありがとうございました。
県大会結果は、『ラジオドラマ部門』予選敗退・『テレビドラマ部門』は決勝に進出も惜しくも入賞を逃しました。
決勝進出を果たしたテレビドラマ部門は、2年生3人で製作。
入賞はなりませんでしたが、審査員の皆様に脚本を大いに褒められ、部全員大きな喜びをいただきました。同時に「編集、とくに録音作業でバランスをもっと取れる技術をみにつけなければ。」と、課題を新たにしました。
各クラブと同様に、『放送』には多くのスキルが求められます。
「機材知識」「機材技術」「語学力」「発声」「コミュニケーション力」、そして「自ら取材対象を発見して解決し掘り下げていく力」です。
来年春が今年度最後の大会。
求められる多くの力。
取材協力をいただくと、みんなで掘り下げて、掘り下げて取材します。納得するレベルをどこにもってくるのかで、作品のクオリティーは大きくかわってきます。
部員数だけある視点が議論する理由です。
ひとつの作品について、部員同士の意見交換は所を変えても日常茶飯事。
次大会は、入賞できるように一層精進します。
3年生先輩方は、すでに引退しセンター試験に向けて準備を進めています。その先輩方も最初から上手くできていたわけではありません。
華やかなスポットライトが当たる場所に立つためには、日々の努力があります。
「他校の放送部の皆さんとも知り合いになったのも、沢山ある放送部活動を通じて得た財産の大きな一つです。あと、やっぱり海星は運動部のみんなが練習量も含めて大会結果が半端なく凄いので、負けられないという気持ちと一緒にある種のジェラシーもあったのかなと、今は思います。」
夏に引退、直後に3年生・樋口君はそう答えてくれていました。
前部長は、
「とにかくいつも時間に追われて作業をしていました。計画性を以て大会に挑む準備をしなければいけません。」と、後輩諸君に託しましたが、新部長も反省として「時間が足りませんでした。準備不足です。」
と、反省しきりでした。
失敗したら、それは課題です。
次大会で納得する結果を得られれば、今回の課題は成功へのステップになります。
目標は次大会。
学校行事での活躍も、今まで以上に期待して下さい。
我等海星高校・放送部!