社会人意識の芽生え


育成入試

 

本校の新しい入試が「育成入試」です。

本校特製の問題集からの出題になります。 模範解答は随時公開予定。 育成入試問題集解答

また、育成講座にお申込みいただくと、出題者から直に授業を受けることができ、入試にたいへん有利になります。

詳しくはこちらの動画からどうぞ!

育成講座受講申込みはこちらからどうぞ。

9月10日~11月22日の毎週水曜日と土曜日の開催です。

 

 

 

 

 

第4回オープンスクール(入試対策講座)

 

10月4日(土)9:30~11:00 入試対策講座を実施します。

こちらは、特別入試の問題作成者から直接学ぶ時間です。

毎年、ここに来てくれた方だけが得られるお得情報がいっぱいです。

適性試験・国語・算数・理科・社会の受験対策を一緒に頑張りましょう!

お申し込みはこちらからどうぞ。

 

保護者対象入試説明会

 

10月25日(土)、10:00~11:00 保護者大対象入試説明会を開催します。

入試制度や出願手続きについて、保護者の皆様を対象に具体的かつ詳細にご説明させていただきます。

ご質問にもお答えしますので、不安を解消し、安心して出願準備を進める機会としてぜひご活用ください。

お申し込みはこちらからどうぞ。

 

 

社会人意識の芽生え

 

現在、本校の総合学習「長崎学」の一環である職場体験学習に向けて、中学2年生の準備は最終段階を迎えています。

その一つに、「電話応対実習」があります。

職場体験を1カ月後に控え、受け入れ先の事業所様へ、ご挨拶と打ち合わせの電話をかける実習です。

 

スマホ時代の中学生にとって、“電話をかける”ことは意外にも大きなハードルです。

固定電話を持たないご家庭も増え、受話器の扱い方や外部へのかけ方にすら戸惑う生徒も少なくありません。

 

 

初めての経験へ緊張しつつも、一生懸命に応対する姿勢が見られました。

事業所様からも「緊張しながらも真剣な気持ちが伝わってきました」との温かいお声をいただいています。

 

 

電話応対の学習は、単なるマナー習得にとどまりません。相手を思いやる姿勢や言葉遣い、社会とのつながりを意識する責任感を養う、かけがえのない学びの機会です。

本校では、こうした実習を通して「社会の中で自ら学び、考え、行動できる力」を育てる教育を大切にしています。

 

 

職場体験という貴重な機会を単なる“体験”で終わらせず、生徒一人ひとりが「他人事(ひとごと)」ではなく「自分事」として真剣に取り組むため、以下の最終確認と実習を行いました。

 

準備の最終確認と実習内容

 

  • 職場体験の意義再確認:「長崎学」と連携した活動であることを改めて確認しました。

  • 実務的な確認:今後の日程、各事業所様への正確な行き方、当日の持ち物や服装について細かく指導しました。

  • 実践練習:事業所様でご挨拶するための名刺と自己紹介文を作成し、挨拶や自己紹介の実習を行いました。

 

 


 

事前アンケートから見る生徒たちの高い意欲

 

事前アンケートで「職場体験における自分自身の目標」を尋ねたところ、生徒たちは驚くほど具体的な目標を持っていました。

特に、「礼儀」や「責任感」といった社会人基礎力を意識する声が多く、生徒たちの意識の高さがが垣間見えたことに手応えを感じています

主な目標カテゴリー 生徒の声(抜粋と考察)
① 挨拶・礼儀 「礼儀正しくする」「挨拶や返事を大切にする」といった、「海星として恥ずかしくないように」という高い意識が見られました。
② コミュニケーション 「子供たちやお客様、事業所の方とのコミュニケーションを大事にしたい」と、人間関係づくりを第一目標にする生徒が多数でした。
③ 責任感・仕事への姿勢 「任された仕事を責任をもってこなす」「最後までやり遂げる」など、仕事に対する真摯な姿勢と社会人意識の芽生えが確認できました。
④ 学び・将来へのつながり 「自分の将来に一歩近づける」「社会での人との関わり方や仕事を学ぶ」といった、進路や未来を見据える姿勢も強く感じられました。
 

 

生徒たちはそれぞれの言葉で目標を表現し、単なる“体験”でなく、未来の自分を描き、社会とのつながりを実感する貴重な機会として捉えています。

生徒たちにとって今回の職場体験が有意義な学びとなるよう、教員一同、全力でサポートしてまいります。

 

最後になりましたが、ご協力くださる地域の事業所の皆様に、心より感謝申し上げます。