育成入試
本校の新しい入試が「育成入試」です。
本校特製の問題集からの出題になります。 模範解答は随時公開予定。 育成入試問題集解答
また、育成講座にお申込みいただくと、出題者から直に授業を受けることができ、入試にたいへん有利になります。
詳しくはこちらの動画からどうぞ!
9月10日~11月22日の毎週水曜日と土曜日の開催です。
「人生初!」の連続
10月22~25日(3泊4日)異文化交流海外研修(韓国)参加者17名が韓国 Pungsaeng Middle Schoolを訪問しました。
日韓の中学生17名がバディを組み、互いの家でホームステイしながらさまざまな交流を行います。
7月には日本で行ったホームステイでしたが、今回は本校生徒が韓国人バディ宅でのホームステイと国際交流プログラムに挑みました。
初めての海外ホームステイという、まさに「人生初の連続!」を体験した彼らの様子をご紹介します。
人生初その① 出入国

一人で行う初めての搭乗手続き、初めてのパスポート、生徒たちは日本を発つ飛行機に乗り込むことさえドキドキの連続だったようです。
韓国・仁川国際空港での入国審査では、さらに緊張を募らせていました。
人生初その② バディとの再会
それぞれのバディと合流し、再会を喜び合いました。
お互いの姿を見つけた瞬間、名前を呼び合い、駆け寄り、瞳を輝かせる生徒たちの再会の瞬間は、希望に満ちた素晴らしい光景でした。
私たちの暮らす長崎では、観光客との「一期一会」は日常ですが、こうして海を越えて「再会」を果たす経験は非常に貴重です。
言葉の壁があっても、お互いを理解しようとする気持ちがあれば、すぐに心は通じ合います。
言葉さえも必要としない、真に心が通じ合う再会の喜びを経験できたことは、生徒たちにとって人生の指針となるようなものとなるはずです。
人生初その③ 初めての世界と繋がる!6か国オンラインミーティング
今回のプログラムのハイライトの一つが、「6か国オンラインミーティング」です。
韓国、日本はもちろん、同時期に訪問していたトルコ、さらにフランス・ポーランド・ドイツの国の生徒たちとオンラインで繋がりました。
「平和」を共通テーマにそれぞれの国の視点からプレゼンテーションを行い、意見交換を行いました。
自分の考えを世界へ発信する難しさと大切さを痛感した生徒たちは、世界には多様な考え方があることを肌で感じ、一気に視野を広げたように見えました。
この多文化・多言語環境での議論は、生徒たちに地球規模の視野と、世界を舞台に自分の考えを論理的に発信する力を育む貴重な機会となりました。
今回の出会いの記念品として海星特製タオルをプレゼントしたところ、たいへん喜ばれ、トルコの高校生から記念写真が届いたことも、ここにご報告いたします。
人生初その④ 海外ホームステイ
初めての韓国の家庭での生活は、食文化、生活習慣、言語の違いなど、驚きと戸惑いの連続です。
しかし、バディとそのご家族が示してくださった心からの温かい歓迎と配慮を受け、生徒たちは異文化の壁に立ち向かい、自ら順応していく力を身につけていきました。
この「文化の差異を乗り越え、受け入れる」経験こそが、ホームステイ最大の学びともいえます。
人生初その⑤ 授業、スポーツ、文化…プンセン中学校の日常に飛び込む
プンセン中学校での学校生活への参加は、日本の学校との違いを発見する貴重な機会です。
現地の生徒と一緒に授業に参加し、韓国語での学びを体験しました。
プンセン中学校での交流は、授業参加だけに留まりません。
現地の学園祭やスポーツデーといった大きな学校行事にも飛び込みました。
今回初めて参加するスポーツデイでは、クラス対抗の二人三脚に参加したり、国籍を超えてチーム一丸となり、綱引きをしました。
また、学園祭では、韓国の生徒たちの圧倒的なダンスやバンド演奏などのパフォーマンスを目の当たりにし、異文化の魅力を肌で感じることができました。
バディとその家族との交流に加え、これらの行事を通して、バディ以外の現地の生徒たちとも心ゆくまで交流を深めることができました。

異国の学校行事に参加するという体験は、生徒たちにとって、単なる異文化理解ではなく、その文化を肌で感じ、溶け込むという深い学びとなりました。
一緒に声を出し、汗を流す中で芽生えた、文化の違いを超えた一体感と友情は、言葉の壁を打ち破る最も強力なツールです。
人生初その⑥ 伝統衣装「韓服」を体感
交流プログラムの一環として、景福宮へ向かい、生徒たちは韓国の伝統衣装である「韓服(ハンボク)」の体験を行いました。
自分で選んだ韓服を着て、歴史的なお城を周り、バディと与えられたミッションに挑戦しました。
生徒たちは互いの着こなしを褒め合い、慣れない装いに戸惑いつつも、笑顔で記念撮影を楽しみました。
人生初その⑦ 英語スイッチON
異文化環境に身を置くことで、生徒たちの語学力には劇的な変化が見られました。
プログラム開始2日目には、「先生、私、英語のスイッチが入りました!」「発音が格段に上達しました!」といった報告が続出。
帰国後の空港でも、思わず英語が口をついて出るほど、彼らは完全に「英語スイッチ」をオンにしました。
この経験は、座学では決して得られない生きた語学力と、自分の言葉で世界と繋がるコミュニケーション能力を生徒たちに与えてくれたようです。
今回の韓国での国際交流プログラムは、生徒たちにとって決して単なる「旅行」ではありません。
言語や文化の違いを乗り越え、自らの力で課題を解決し、新しい人間関係を築くという、極めて実践的な「学びの場」となりました。
現地での生活、交流、そして多文化議論を通じて、生徒たちは「人に優しくすること」「人の考えを受け入れること」こそが、平和への第一歩であり、平和は身近にあるものだと実感しました。
別れは寂しいものですが、それぞれが更なる再会を約束したようです。
この貴重な経験は、生徒たちの国際感覚の土台を築くとともに、未来を切り開くための大きな自信となることでしょう。
一回り大きく成長した生徒たちの、今後の活躍にどうぞご期待ください!

























