昨日、12月12日に開催される合唱コンクールの歌う順番の抽選が行われました!
超古典的な「あみだくじ」で決定した順番は、優勝を目指すクラスの間に歓声を巻き起こしたようです。
歌う順番一つにも、勝敗を分ける有利不利があるのは、いつの時代も変わらない熱きドラマですね。
今回は、「昭和」の合唱コンクールと、「令和」である今年の海星中学校の様子を比較しながら、熱戦の舞台裏をご紹介します。
🔥 曲選びから始まる熱き戦い
合唱コンクールは、まず曲選びから熱い戦いが始まります。
筆者が中学生だった昭和の時代は、やんちゃな生徒が多く、尾崎豊さんの「15の夜」の取り合いが定番でした。
しかし、女子からの不人気でなかなかスムーズに決まらないことも多かったです。
時代が平成に移ると、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」が合唱コンクールの定番曲として定着しました。
さて、2025年の海星中学校のラインナップはこちらです!
🎤 2025年 海星中学校 合唱コンクール 順番と曲目
| 順番 | 曲目 | クラス |
| ① | 「COSMOS」 | 1年2組 |
| ② | 「星座」 | 1年1組 |
| ③ | 「14 -fourteen-」 | 2年1組 |
| ④ | 「時の旅人」 | 2年3組 |
| ⑤ | 「My Own Road -僕が創る明日-」 | 2年2組 |
| ⑥ | 「時を超えて」 | 3年2組 |
| ⑦ | 「世界がひとつの家族のように」 | 3年1組 |
| ⑧ | 「記念日 ~希望のバトン~」 | 3年3組 |
💡 練習風景に見る時代の変化と変わらぬ青春
🎼 パート分けと男子の気恥ずかしさ
昔は、パート分けも一苦労でした。特に女子は主旋律のソプラノに希望者が集中しやすく、誰がアルトに移るかが決まらずに揉める火種となることが多々ありました。
今年の3年1組は、ソプラノ・アルト・テノール・バスの4パートに分かれて合唱するとのこと!かなり本格的な合唱が期待されます。
男子は昔も今も、歌うことへの気恥ずかしさから練習に乗り気ではない素振りを見せることがあります。
合唱コンクールが近づくと、ふざけがちな男子や歌わない男子に対して、女子からの強烈な言葉が飛び交うのは昭和も令和も変わらないようです。
しかし、影では誰も見ていない場所で自主練する男子の姿も。
声変わり前の友人が、こっそりアルトパートを歌っていたというエピソードも、思い出すと微笑ましい限りです。
🧑🦱 指揮者の変化
合唱コンクールで最も目立ち、クラスを牽引する指揮者。当時は目立ちたがり屋が多く、指揮者選びが難航した時代もありました。
しかし、今年はなんと指揮者なしという新感覚のクラスもあるとのこと!これも時代の変化なのでしょうか。

⏳ 練習時間の確保
昔は、合唱コンクール直前になると休み時間すべてが練習に費やされ、グラウンドで遊ぶことさえ許されない女子からの強いプレッシャーがありました。
昼休みをより長く練習するためにクラス全員で早弁をするなんていう工夫も!
これは、合唱曲の音源を担任の先生がテープレコーダーで管理しており、学校でしか練習できなかったという背景があります。
しかし、現代(令和)では、音源をデータで持ち歩ける上、YouTubeなどでパート別の練習法が公開されているため、自宅での個別練習が可能になりました。
そのため、近年は生徒が通常通りの休み時間を過ごし、学校での全体練習風景を見る機会が減ってきたように感じます。
💖 歌声が結ぶ絆とドラマ
余談ですが、合唱コンクール後に新しい恋が生まれることも多々ありました。
声も性格も、得意・不得意も違う仲間たちが、一つの目標に向かって努力し、ぶつかり合い、そしてまた力を合わせる。その中で、仲間の良さに気づき、絆が深まるのが合唱コンクールです。
今年の合唱コンクールでは、どのような感動のドラマが待っているのか、非常に楽しみです!
🗓️ 開催をお楽しみに!
いよいよ今週金曜日、12月12日、海星中学校の体育館に美しい歌声が響き渡ります。
生徒たちの練習の成果と、クラスの絆が生み出すハーモニーにご期待ください!










