立春の朝に想うこと


芽吹きの時は、もうすぐそこに

昨日は「立春」。暦の上では春の始まりとされています。

とはいえ、外に出ればまだまだ寒く、朝は布団から出るのも一苦労。

出勤時には車の窓が凍っている日が続き、生徒たちの登校風景にもしっかりとした防寒対策が欠かせません。

最近の海星JCたちの間では、「クラウドホワイト」のマフラーがトレンドのようです。

 

 

「清潔感があるホワイト系と、知的で合わせやすいロイヤルブルーや深いブルー系が人気なんです」と、ある生徒が教えてくれました。

凍てつく寒さの中でも、それぞれのオシャレを楽しみながら元気に登校する姿に心が和みます。

 

 

「本当に春?」と思う寒さの中で

「本当に春なの?」と疑いたくなるような冷え込みが続きますが、立春とは“今すぐ暖かくなる日”ではありません。

「ここから春に向かっていく」という、希望の合図の日です。

中学生の皆さんにとって、この時期は少し落ち着かない季節かもしれません。

定期考査まであと10日。

 テスト勉強に追われ、受験や進級への不安も重なる時期です。

部活でも、思うような結果が出ず、「自分はダメなんじゃないか」と悩んでしまう夜もあるでしょう。

 

土の中では、何かが動き始めている

でも、立春の本来の意味を思い出してほしいのです。

今はまだ冷たい土に覆われていても、その下では少しずつ新しい芽が動き始めています。

見えないところで、着実に準備は進んでいる。

 

人も同じです。努力がすぐに目に見える結果として現れなくても、それは確実にあなたの中に積み重なっています。

テストに向けて机に向かっているその時間も、決して無駄ではありません。

保護者の皆さまにとっても、お子さんの成長が見えにくく、つい心配が募る時期かと思います。

厳しく声をかけたくなることもあるかもしれません。

そんな時こそ、「今は芽吹く前の、大切な静止期間かもしれない」と一歩引いて見守る視点を持てたら、親子ともに少し心が楽になるかもしれません。

 

最高の春を迎えるために

春は、ある日突然やってくるものではありません。

厳しい寒さの中で、誰にも見えない準備を地道に重ねた先に、気づけば訪れているものです。

この立春が、皆さんにとって“次の一歩”を踏み出す、静かで、力強いスタートになりますように。