旅へ駆り立てる


※海星ホームページTopには、様々なカテゴリがあります。詳細な行事予定につきましては、Topページ『月間行事予定表』からお入り下さい。

■マリア会姉妹校HP紹介

1888年(明治21年) 暁星学園創立 東京

1892年(明治25年) 海星学園創立 長崎

1898年(明治31年) 明星学園創立 大阪

1946年(昭和21年) 光星学園創立 北海道

海星同窓会総会100周年記念総会

○場所 ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル
〒850-0931 長崎市南山手町1-18 電話 (095)818-6601
○日時 5月28日(土曜) 18時00分~
○会費 5.000円

※記念講演 演題『海星学校の歴史と東山手の情緒』  講師 ブライアン=バークガフニ氏
(お問い合わせ先)海星同窓会総会事務局 (095)826-7321 海星学園内 〔担当〕濱崎

■平成28年度 長崎県連合音楽会
5月28日(土) 会場:諫早文化会館
海星吹奏楽部 10時26分~予定

■平成28年度 第1回海星中学校オープンスクール
6月4日(土曜)

 

DSC_0018

 

小雨が降る朝です。

昨日の晴天から一転、午後から降り始めた雨は週末まで断続的に降り続く予報です。小満の候、草木が茂る時期には恵みの雨、本校裏門から登る坂道にはツツジが美しく咲き誇っています。

 

「いよいよだなって感じがしました。」

10月に行う修学旅行の説明会を受けたのは中学3年生、視線は行程表に釘付けです。今年も、昨年と同じく愛知県を出発し、飛騨高山を巡り、関西地方を回る3泊4日の予定です。

 

DSC_0087

 

「先輩たちからたくさん土産話を聞きました。あと、文化発表会でもわかりやすい説明をしてもらいました。今年は私たちの番なんですね。」

 

これから修学旅行に向け、訪れる場所を班ごとに分担して事前調べを行います。旅行前に情報を共有し、出発。現地で見聞した情報と併せて、11月の『文化発表会』で報告する予定です。

 

班が決まったら、さっそく役割を決めて情報収集の手はずを整えていきます。書籍やネット、『百聞は一見にしかず』とは言われますが、百聞は一見への期待を高めてくれます。

 

 

俳人 松尾芭蕉は『奥の細道』冒頭の文章でこのように述べています。

「白河の関を越えたいと、人をそわそわさせる神がとりついて私の心を迷わせ、道祖神がまねいているような気がして、取るものも手につかない。旅の準備をしていると松島の月はどのようなものだろうと気にかかる…」

 

『白河の関』『松島』は和歌がよく詠まれる『歌枕』と呼ばれる場所です。多くの和歌から喚起された名所のイメージは俳聖の旅への意欲を一層かき立てたようです。

 

image1

image5

 

調べれば調べるだけ膨らむ想像。

 

「やっぱり実物は全然違います!」

 

毎年、聞かせてくれる旅の思い出の定型句は、この言葉が続きます。

 

「調べてたおかげていろいろなものに目が止まりました。」

 

DSC_0081

 

どんどん気持ちを盛り上げる、いよいよ旅の準備が始まりました。

 

※ 写真は去年の修学旅行と総合学習の様子。