高校野球NHK杯
5月21日(日曜) 9時30分~予定 ビッグN球場
2回戦 海星ー五島海陽
青空が広がる朝、気温は15℃。
中学校側正門では生物部によって手入れされたバラが見頃を迎えていますが、ステラ館前にも四季折々に美しい花々が咲いています。ペチュニア、ベゴニアなど、昨年度、中学美化委員会によって整備されていた花々、現在半分は入れ替え時期を迎え、開花を待っています。
「もう少しでブルーアメリカンが咲きますよ。」
委員会担当 山口先生に嬉しい情報をもらいましたが、百日草は現在発芽して30日目ほどだそうです。あとおよそ70日、開花への期待に胸が膨らみます。この百日草、開花期間が長く、「絆」「古き良き時代」「いつまでも変わらぬ心」など長い時間経過を感じさせる花言葉を持ちます。そんな花言葉の中に本日にぴったりな花言葉がありました。
「注意を怠るな」
いよいよ本日から定期考査です。存分に実力が発揮できるように、事前準備や本番での見直しを怠らないようにしましょう。
さて、中学校生活も1年を過ぎ、先輩が板に付いてきた2年生です。
(昨年の1年生の様子)
昨年度は、中学3年生から定期テスト勉強法、高校3年生から自学に臨む姿勢を学んだ生徒たち、今年は先輩として1年生に向けて「定期テストの勉強法」を書いてもらいました。
「当然ですが、裏技はなくて、努力あるのみです。」
「バスや電車の中、隙間の時間で暗記をすると、効率よく勉強できます。」「私は声を出すと覚えやすいので、家で発音しつつ、さらに書きながら暗記しました。」
誰もが使える方法や、人によって違う方法、勉強法はもちろん千差万別です。
「勉強して分からないものをはっきりさせてから重点的に勉強した方が良いです。自分で分からなければ必ず、先生や友だち、家族に聞きましょう。」
1年間で成功体験をしてきた準備方法が、後輩に語りかけるように書かれていました。
「理科と社会は自分用参考書を作るつもりで勉強しましょう。」「ノートをただ見るだけでは覚えないので、自分でテストを作って解いて、間違えたところをさらに訂正しています。」
得意な教科や苦手な教科、的確な勉強法に驚かされます。
「切り替えをしっかりしよう。遊ぶなら遊ぶ、勉強するなら勉強する。」
首まで真っ黒に日焼けした部活動生、両立が求められる彼らだからこそ出てくる勉強法もあります。
「テスト直前まで諦めずに頑張ろう。」
「時間配分に気をつけよう! 解ける問題をどんどん解いて、後から難しい問題を落ち着いて解こう。」
「考え込んだら進まないので、自信をもって解こう。ただ、自信満々だと凡ミスが出るので、見直しをしっかりしよう。」
テスト直前から本番までアドバイスは多岐にわたりました。
実際に1年生に配布すると、興味深そうに目を通して、海星スケジュールに丁寧に貼り付けていました。
「日頃の小テストで1つ1つ満点を取るようにしていこう。脳が1回覚えるので、テスト前に少し確認するだけで、しっかり取れます。」
「分からないことがあったら、そのたびに解決しよう。」「まずは日々の提出物に丁寧に取り組もう。」
そして、もちろん大事なのは日頃の学習です。
何も補足する必要がなく、先輩たちのおかげで見事なアドバイスが完成しました。
※ 写真は昨日の様子。