九州・山口地方が梅雨に入った模様と発表がありました。雨空、今朝の気温は20℃。
高総体熱戦は続いています。本日高校ラグビー部は準決勝です。長崎市中総体が行われる今週末10日(土曜)からも、曇り時々雨予報です。天気予報には注意が必要です。
さて、6月5日(月)からは二十四節気『芒種』。
旧暦において『稲の種や苗を植える目安』とされ、古来の人々はそれを含め、様々な受け継がれてきた知恵や経験をもとに田植えの準備を進めてきました。
知るからこそ、私たちは備えをすることができます。
その6月5日(月)、中学校は準備の1日でした。
熱中症講話
まずは週末の中総体に備え、大塚製薬より熱中症予防指導員である吉村様をお招きをして、講話をしていただきました。関係者の皆様、貴重なお話をありがとうございました。
今週から来週にかけて、熱中症への警戒が呼びかけられている長崎県、西日本の6月から8月の気温は、例年よりも高くなるという予測も出ています。
熱中症とは、そもそもどんな病気なのかという話から、適切な対処法まで、スライドや動画を交えながら丁寧に解説してくださいました。
「もちろん、熱中症については知っている部分もあります。でも、知っていても、私は熱中症のような症状になったことがあります。部活動をしているので、中途半端な情報にならないように聞いて、体調を崩すことなく精一杯練習ができるようにしようと思ってました。」
余すところなく情報を収集しようと、前のクラスメイトの横から顔を出して動画を食い入るように見つめていました。
吉村様から、お話していただいた熱中症予防法は大きく6つです。
◇ 暑い時に無理をしないこと。
◇ 汗と同じ量の水分と「塩分」を取り戻すこと。
◇ 急な暑さに注意をすること。
◇ なるべく薄着でさわやかにしておくこと。
◇ 体調が悪い時に無理をしないこと。
◇ 体調が悪くなったら、すぐに周りの人に言うこと。
「のどが渇いたなと思ったら、少し遅いぐらいです。タイミングを決めて、こまめに水分補給することが大切です。また、水だけでは体の中の体液濃度が薄まるので、体が水を外に出して体液濃度を保とうとします。塩分も併せて取って、体液濃度を下げず、適切に体内に水分を摂取する工夫も大切ですよ。」
「熱中症は脳の病気です。しっかり自分で予防をしてほしいと思いますが、もし、周りで熱中症かなと思う人がいたらぜひ、今回聞いたことをもとに助けてあげてください。」
吉村様の話の後、最後は、保健委員からの感謝の言葉で会を終えました。ほんとうに貴重なお話をありがとうございまいた。
そして、この日は今月23日(金曜)に行う『生徒総会』についても準備を進めました。
クラスごとの学級会で話し合った各委員会への要望を、委員会で取りまとめ、生徒総会にて発表する具体的な案としていきました。
中学校生活を生徒たち自身でよりよいものへ変えていこうと、話し合いは制限時間ぎりぎりまで続きました。その議題は実現可能か、可能とするためにはどのような具体的計画が必要なのか、深く深く掘り下げていきます。
自分では思いつかなかったアイディアが、さらに別の誰かを刺激して、よりよいアイディアを生んでいきました。
黒板に書ききれなくなるほどの濃密な時間、これからの2週間でさらに準備を進めて『学校を動かす案』としていきます。
※ 写真は月曜日の様子。