全国的に30℃を超える真夏日が続きます。
熱中症指数も「炎天下を避けましょう」という厳重警戒の本日、朝の気温は26℃です。先日本校で講話をしていただいた大塚製薬熱中症予防指導員の吉村様の言葉を改めてお借りすれば、熱中症予防のポイントを挙げると以下の通りです。
◇ 暑い時に無理をしないこと。
◇ 汗と同じ量の水分と「塩分」を取り戻すこと。
◇ 急な暑さに注意をすること。
◇ なるべく薄着でさわやかにしておくこと。
◇ 体調が悪い時に無理をしないこと。
◇ 体調が悪くなったら、すぐに周りの人に言うこと。
本日中学校は校内大会です。来週土曜日には県中総体に臨みます。ベストコンディションでプレーできるように体調にもしっかり気を配りたいものです。
県中総体
その県中総体を控える中学サッカー部、人工芝になったグラウンドで日々練習に励んでいます。
「あと2週間ですが、毎年この時期は自分たちとの戦いです。こまめな水分補給はもちろん必要ですが、この暑さに耐え、試合前まで集中して2週間を乗り切ることが、試合での粘り強い集中につながります。」
顧問の松﨑先生の話です。
天気が移ろいやすい梅雨時期、ただ気温は毎日真夏日の予報です。心身共に暑さに負けない忍耐力が、大会本番に選手たちの支えになります。
職業体験学習準備
さて同様に、忍耐強い取り組みを続けているのは中学2年生です。
10月の職業体験学習に向けての準備が着々と進んでいます。現在書いているのは本校独自の『履歴書』です。
『自分が頑張っていること、その根拠となること』、『職業体験に向けて不安に感じていることと、その対策として現在自分が取り組んでいること』
自分自身の長所と短所となる部分をしっかりと掘り下げていきます。
40を超える長崎市内の事業所様のご協力のおかげで、昨年同様、さまざまな業種を体験できる今年度の職業体験学習、関係者の皆様におかれましては、貴重な機会をいただき誠にありがとうございます。
7月はじめ、一人一人の生徒が実際に訪れる事業所が決まり、班活動としてお世話になる事業所調べが始まりました。
事業所名、担当者の方のお名前、業務内容、用意すべきものと詳しいことを知れば知るだけ、曖昧だった『働く』ということが形になっていきます。
「きちんとした振る舞いができるが不安な部分はありますが、不安を振り払えるぐらい当日まで日々の生活で意識して行動をしたり、班の中で練習をしたりしていきたいです。」
「ぼんやりしか考えていなかったことが形になってきて、どんどん楽しくなってきました。」
『働く』ということにふれ、『社会』に触れるまであと少し。
ただ、生徒たちが事業所の方々と出会う前に、事業所の方々と出会うものが生徒の『履歴書』です。
「先生、もう1度最初から書き直させて下さい。もっと完璧なものができると思います。」
文章内容を練り直し、下書きを重ね、丹念にペンを入れ、何度も何度も書き直し、胸を張れる納得の1枚を作り上げています。
※ 写真はサッカー部、中学2年生総合学習の様子。