湿度がとても高く、稲佐山の山頂が今朝は見えません。九州北部も梅雨明け宣言が出て、夏本番です。昨朝の大雨には驚かされましたが、午後には青空が見られました。今朝の気温は２９℃。公立校をはじめ、ほとんどの学校は昨日終業式でした。
高校は本日、長崎県警校内説明会を実施します。
１学期終業式
本校は本日、第１学期終業式。そして、明日２２日（土曜）は、高校第２回オープンスクールを開催いたします。２４日(月曜)からは夏休みです。同時に夏期課外授業開始です。
（前期）７月２４日ー８月４日・（後期）８月１７日ー２５日 ※中学生・後期は２１日から
また、２２日（土曜）から長崎県中学総合体育大会が行われます。本校はサッカー競技、剣道競技、体操競技に出場します。
第２学期始業式は、８月２９日(火曜)です。夏休み期間中、海星ブログは不定期更新になります。
合唱同好会
さて、昨日までは三者面談期間でした。部活動に生徒たちが飛び出した午後のステラ館には静寂と、そして歌声。合唱同好会の清らかなハーモニーが１階から４階まで染み渡るように響き、夏の暑さがふっと和らぐようにも感じます。
優しく包み込むような歌声を聴きながら階段を降り、音楽室に近づいていくにつれ、その声に身体を揺さぶられるような力強さも感じ始めます。音楽室の扉を開くと、圧倒的な声量が迫ってきました。
数人ずつに分かれてのパート練習中。全員が揃ったらどんな曲ができあがるのだろうと興味深く思っていると、
「音をよく聴こう。笑顔も大事だよね。」
気づいたことを部員同士どんどん声を掛け合っています。７月２７日（木曜）に行われる『ＮＨＫ全国学校音楽コンクール』に向けて、発足して間もない合唱同好会。歌っては止め、成長した点と改善点を見つけ、また歌い出し、再び止めては話し合いを行っていました。
彼らは今年度から始動した新しい同好会ですが、大活躍の１学期でした。
開催されたミニコンサート。立ち見が出るほどの人気ぶりでした。
中学オープンスクールでも、オープニングセレモニーとして歌声を披露してくれました。
今月の宗教講話では、全校生徒約１５００人の前で合唱。
緊張しながらも「楽しかったです」の感想に達成感がにじみ出ていました。
「２７日の大会が終わると次は第２回ミニコンサートや、学校を飛び出して長崎各種イベントで歌声を披露させていただく予定です。」合唱同好会顧問 浦川先生が教えてくれました。
華々しい活動となった１学期、まだまだその活躍は止まらないようです。
もちろん、合唱同好会以外にも中学生は様々な場所で躍動する１学期となりました。
高校生のお兄さんお姉さんの中で、見事な応援を披露した体育祭。
中学３年生が中心となって後輩を引っ張りながらも、２年生がリーダシップを発揮する場面も多く見られました。
長崎市中総体や硬式野球部『２０１７ 日本選手権九州予選大会』、各運動部は日頃の練習の集大成を発揮する学期となりました。前述しましたようにサッカー競技、剣道競技、体操競技にてそれぞれ県大会に進出しています。
各試合会場では応援生徒や、他競技会場から駆けつけた選手たちが、声を限りに応援をしていました。
中学校弓道部は『平成２９年度 長崎県弓道大会』にて、男女団体３位、女子個人でも村中選手が３位という結果を残し、団体個人ともに九州大会へ出場を決めました。【日時：８月５日（土曜）・６日（日曜） 場所：島原市】
文化部も素晴らしい結果を残すことができました。
百人一首部は、『第４１回宗像大社全国かるた競技大会』Ｄ級において、中学３年 松野選手が３位、中学２年 原口選手が同３位の結果の残しました。２選手は、初段へと昇段、次大会、次の級であるＣ級に臨みます。
『平成２９年度 国民文化祭選手選抜大会 』において中学１年生の村本選手が予選を突破し、１０月に行われる国民文化祭に出場を決めています。
校外活動でも『平成２９年度 長崎県中学生将棋選手権大会』において、中学生の部で宮田選手が優勝し、『第３８回 全国中学生選抜将棋選手権大会』に出場します。
オープンスクールや生徒総会に向けて、生徒会執行部を中心とした各種委員会の活動も活発でした。生徒総会において生徒全員で考えた議案はこれから委員会で具体的な活動となって始まっていきます。
第２回海星中学オープンスクール【9月16日(土)開催】
各学年の総合学習、１年生は『防災学習』の一環で雲仙市を訪れ体験学習を行い、２年生は第2学期にいよいよ始まる『職場体験学習事前講座』、３年生は『修学旅行』と本番に向けての準備を着々と進めました。
みんなそれぞれ一人一人が自分の役割を自覚して、しっかり取り組んだ第１学期。
梅雨が明ける頃、南東から吹く夏の季節風『白南風(しろはえ)』。空を覆っていたつゆ雲を吹き飛ばす風が、終業式の今日、学園では吹き抜けていきます。
※ 写真は１学期の様子。
