薄い雲がかかる秋らしい青空がのぞく朝、気温は23℃。夏の間は、青々としては桜の葉が、薄い黄色へと移り変わってきました。
秋の風物詩『紅葉(こうよう)』。
古くは万葉集(8世紀)の時代から「春へには花(桜)かざし持ち、秋立てば黄葉かざせり」(柿本人麻呂)と詠われるほど紅葉の美しさに風情を感じていた日本人。
当時は、『黄葉』と書くのが通例であり、その後、特に美しいとされた楓(かえで)を指す『紅葉』が紅葉全体を指す語として使われ始めたそうです。
明日から15日(金曜)まで中学校は保護者対象の授業参観日(金曜は午前中のみ)です。16日(土曜)は、『中学校第2回オープンスクール』を行います。
合唱コンクールに向けて
さて、海星中学校 秋の風物詩といえば『合唱』です。
放課後に聞こえてくる合唱同好会の歌声とは別に、休み時間や放課後にクラスで合唱をする声が聞こえてきます。
11月21日(火曜)の『文化発表会』で行う合唱コンクールに向けての練習です。毎年、クラスそれぞれに色が違う団結力の結晶が舞台上で披露されます。保護者の皆様におかれましてはぜひご鑑賞ください。
(昨年の文化発表会の様子)
また、日々練習に励む合唱同好会は、中学校第2回オープンスクールにて歌声を披露してくれる予定です。部員たちが目指す『心を動かす合唱』をぜひお聞きください。
中学校部活動体験
そして、今回のオープンスクールでは部活動体験も行います。
硬式野球・剣道・硬式テニス・卓球・柔道・弓道・バスケットボール(女子)・吹奏楽・百人一首・茶道・英語・英語・美術・合唱
授業体験後、希望者のみなさんは上記部活動の体験を行います。
この中でも、本日は女子バスケットボール同好会の活動をお伝えします。
平成29年度 第47回長崎市会長杯中学校バスケットボール大会
新チームとして始動している各部活動、先日速報でお伝えした水泳競技を含め、12月にかけて行われる長崎市新人大会を一つの目標として練習に取り組んでいます。
昨年度は、硬式テニス女子が団体準優勝・個人優勝、弓道男子個人3位・女子個人優勝、卓球男子団体3位、男子サッカー準優勝という結果を残しています。
先んじて、先週9日(土曜)に新チームとして女子バスケットボール同好会が『長崎市会長杯』に臨みました。対戦いただいた各チーム・大会運営関係者の皆様ありがとうございました。また保護者の皆様、OB・OGの皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
ドリブル、パス、シュート、リバウンド、ひとつひとつのプレーが、流れるようなボールの動きを生み出していきます。転じて、相手の動きを数秒でも遅らせ、攻勢をかけるためのディフェンス。
積極性、そして客観性。
縦28m、横15mのコートの中に10人のプレイヤー。自チーム、相手チームの状況を把握し、ボールを持っている時間はもとより、持っていない時間に、どれだけ有利な状況を作り出せるか。それは個人の技術とともに、チームとして練習を重ね、仲間と連携が取れているかが重要となります。
初の公式戦出場となった1年生もいました。初得点は次の試合へとつながる財産となったようです。
ギャラリー席では、引退した中学3年生が声援を送っていました。
そして、終了のブザーが鳴ります。
海星 41-60 江平中
「悔しかったです。みんなで一致団結できた部分はよかったと思います。ただ練習でできたことができなかったり、改善できなかったりしました。チームとしても個人としても試合の中で見つかった課題があります。12月の新人戦に向けて、ひとつずつ克服したいです。次の試合できちんと自分たちのプレーをするために、普段の練習への取り組みから、きちんと考え直したいです。」
選手に話を聞くと「応援に来てくださってありがとうございました。」というお礼とともに、しっかりと次への目標を話してくれました。
「試合後半でプレーが噛み合ってきた場面もありました。良い部分、悪い部分、得るものがある試合でした。これからですね。」
顧問の原先生の言葉です。
はじめての試合が終わった選手たち。12月新人戦に向けて、『これから』はもう始まっています。
※ 写真は昨年度文化発表会、中学校第1回オープンスクール、女子バスケット同好会の様子。