心の癒し


 今朝は晴天です。朝の柔らかな光が木々の間から差し込んできます。

 7月23日の今日は24節気の一つ“大暑”にあたります。快晴が続き、気温が上がり続ける頃になります。
期間としての意味もあり、この日から次の節気である立秋までを指します。一年で最も暑い時期とされていますが、実際には大暑よりやや遅れて、7月下旬から8月初旬にかけて日本各地で最高気温が記録されることが多くなります。

 今日から夏休みの夏期課外が始まります。

 先週の20日(金曜)も晴れており、澄み渡った青空のもとマリア様が生徒達を見守っていました。
この日は1学期の最終日で、終業式と全国大会に出場する運動部(高校・中学合同)の壮行会が実施されました。

終業式は厳粛に朝の祈りから執り行われました。生徒達も瞳を閉じ、心穏やかに祈ります。

その後、清水校長からお話がありました。

 「あいさつが学校を変える」

先ずはあいさつの大事さについて
そして、「1学期間よく頑張りました。」
生徒の頑張りを労う感謝の言葉に続きました。

最後に、校歌斉唱で一学期が締めくくられました。

 終業式後の壮行会
吹奏楽部の生徒達が奏でるメロディーと激励する生徒達の拍手の音
様々な思いのこもった音に包まれて選手が入場してきました。

 中学の部活動では、野球部が全国大会に出場します。

野球部のなかでもキャプテンの平湯 蒼藍(ひらゆ そら)君は、来週アメリカで行われる世界大会にも出場することが決定してます。

松本神父様からメダイを授与された選手達の立ち姿は堂々としていて自信に満ちあふれていました。

英語のことわざに“No pain,No gain”というものがあります。
“苦労なくして得るものなし”
選手達の姿はこれまでの苦労の証。
他の者ならば投げ出してしまいそうな苦労も乗り越えてきたに違いありません。

 “夏の夕”は日中の暑さも幾分和らいで、ほっとした気分が漂います。
その淡い光は下校する生徒達の心を癒してくれます。

 16世紀の劇作家ウィリアム・シェイクスピアの言葉です。

「楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ」

何事も辛いという心で臨むとやり続けることは叶いません。
同じことでも楽しみや喜びの心で取り組むだけで、苦労は充実した気持ちへと昇華します。
心の持ちようで人生が変わるのです。

苦労する喜びを知っている人
自分に自信を持てる人

さあ、今日も一緒に苦労を楽しみましょう!!

担当M

※写真は、先週20日(金曜)の様子。