すっきりとした秋晴れが続きます。
気温は15℃と昨日より寒さ緩む朝です。天気予報を見てみると、週末にかけて朝の気温は上がり、来週はじめからは再び寒い朝になるようです。
季節の変わり目、衣服の調整など体調管理に注意が必要なようです。本校は来週月曜日より冬服完全移行となります。
今週末・来週の予定
今週末、中学各クラブ活動は、台風のために順延した中学野球部『第10回稲尾和久メモリアル秋季大会』(会場:大分県)、そして、中学剣道『長崎市新人戦』(会場:長崎市)や、女子バスケットボール部『EAST杯』(会場:野母崎体育館)など各種公式戦に臨みます。
そして、来週はブリックホールで行う『125周年記念式典』、『慰霊ミサ』と大きな行事が続きます。
来週日程
11月1日(水曜):125周年記念式典
11月2日(木曜):慰霊ミサ
11月3日(金曜):文化の日・祝日
11月4日(土曜)
11月5日(日曜)
11月6日(月曜):代休
中学3年生修学旅行
さて、本日の話題は中学3年生の修学旅行です。
旅行期間中にも海星ブログにてお伝えしましたが、本日はお伝えできなかった部分を含めて充実の旅程全てをお伝えします。
「1日が楽しすぎてあっという間に過ぎてしまったので、明日からは思い出を秒単位で作るつもりで、もっと楽しみます!」
期間中、そして、準備の時からともにあった『修学旅行のしおり』。
その日の思い出や、旅行後に振り返って特に印象深かったことを書き留めたものですが、読ませてもらうと『楽しい』があふれ出すようなものばかりでした。
1日目。
「展示品や体験型のアトラクションが満載でした。学校で習った理科の授業を楽しく復習していく感覚でした。しっかり勉強もしてきましたよ。」
( 郡上八幡サンプル作り体験 )
「簡単なのにとてもかわいくできました。自分だけのオリジナルスイーツタルトです。」
大満足の出来でした。ショーウィンドウに並ぶサンプルの数々に思わずぽつり。
「…いるだけでお腹がすいてきますね。」
日暮れが近づき、そろそろ夕ご飯の時間でした。
郡上八幡の城下町、みんなでお散歩です。
風情ある町並みと美しい水路、水の町ならではの光景に目を奪われました。
たくさん食べて、あっという間に2日目です。
( 高山陣屋への町並み )
全国に唯一現存する郡代・代官所である国史跡『高山陣屋』。
「高山陣屋も素敵でしたが、その前に広がっていた朝市もすごかったです。早起きは三文の得でした。みだらし団子もおいしかったです。」
心もお腹も満たされて、次に訪れたのは世界遺跡『白川郷』。
( 白川郷 )
『切妻』と呼ばれる屋根構造は豪雪地帯ならではの知恵、60度という急勾配にすることによって雪が地面に落ちやすくなります。その屋根の様子が手を合わせているように見えることから『合掌造り』。積もった雪が均等に溶けるように建物の向きも計算された建築です。
「壁は煙でいぶしてあって、虫を遠ざけるようになっているなど綺麗なだけでなく、工夫がつまっているなと感じました。外国人の旅行者の方も訪れていて、少し話す機会がありました。とても感動していました。文化が違っても感動は共有できると思いました。」
「両親にこの美しさを伝えたいと思いました。」
( 白川郷『であい橋』 )
駐車場へ戻る途中、揺れる景色。
「吊り橋は揺れましたが、川幅が広かったので、360度が見渡せました。最高の景色でした。」
移動も旅の一部。バスの車内も楽しみの1つでした。
そして、大活躍だった『修学旅行委員会』。
「ホテルでの修学旅行委員会の出し物があったので、ホテルでもみんなで楽しめました。」
先生方も巻き込んでの出し物に会場は大きく沸きました。
準備に準備を重ねてきた3日目。
各班ごとにリサーチを重ねた『京都自主研修』。その前に訪れたのは『伏見稲荷神社』。
「朱塗りがとてもきれいで、もっと見ていたかったです。千本鳥居もいつまでくぐっていても飽きなかったです。」
( 伏見稲荷神社 )
「計画通りに自主研修ができますように!」
( 清水寺 )
( 二条城 )
「親切な人に道を教えてもらいながら進みました。地元の人が気さくで、困ったときに話しやすい雰囲気の方が多かったように思います。長崎も観光地なので、私もそんな『困ったときに助けてあげるよ』という雰囲気を持った人になりたいと思いました。」
「人ごみではぐれそうになったときも皆で周りを見て動くことができました。遅いと待っていてくれた班のメンバーに助けられました。」
寺社仏閣巡り、おいしいものを食べたり、買い物を楽しんだり。どのしおりを読んでも、それぞれの楽しみ方がありました。
そして、最終日。
( ユニバーサルスタジオジャパン )
「開園と同時に入場できたので、みんなで打ち合わせた通りに回れるだけ回りました。雨が降っていたのですが、その分、人が少なくてラッキーでした。」
「初めてジェットコースターに乗りました。今まで怖くて乗れなかったのですが、友だちと一緒なら全然怖くありませんでした。」
雨をも味方につけて最後まで楽しみ尽くしました。
「楽しかっただけでは言い表せません。史上最高の3泊4日間でした。」
「その土地それぞの文化や雰囲気、方言や食べ物、どれも良かったのですが、長崎だからこそいいということもたくさんあるんだと気づけました。」
「先生や旅行者の方、そして、地域の方、なにより両親が協力してくれたから、こんな楽しい旅行ができたのだと思います。両親には帰ってありがとうと言いました。」
たくさんのお土産を持って帰った修学旅行。いつまでも色あせない思い出がまた1つ増えました。
※ 写真は修学旅行の様子。