11月最初の朝は、晩秋らしい頭も心も冴え渡るような澄んだ朝となりました。気温は12℃、空には青空がのぞきます。
本日、創立125周年記念式典
本日は、いよいよ『海星学園 創立125周年記念式典』を長崎ブリックホールにて挙行いたします。
記念式典、そして式典後の祝賀会の様子につきましては、11月2日(木曜)更新の海星ブログにてお伝えいたします。
皆で喜びを分かち合い、ともに祝う1日が始まります。
クラブ活動
週末、中学校各クラブ活動は公式戦・遠征・練習試合・練習に挑みました。対戦いただいた各競技・各チームの皆様、大会運営関係者ありがとうございました。また保護者の皆様におかれましては、いつもあたたかいご声援ありがとうございます。
剣道部
■ 長崎市新人大会
〈 男子個人 〉
野川選手 3位(県大会出場)
〈 女子個人 〉
長谷川選手 準優勝(県大会出場)
柔道部
■ 長崎市新人大会
〈 男子90㎏以下級 〉
山﨑選手 3位(県大会出場)
〈 男子90㎏超級 〉
松尾選手 2位(県大会出場)
中学野球部
第10回稲尾和久メモリアル秋季大会
1回戦 長崎海星 16(4回コールド)4 長崎中央
2回戦 長崎海星 ― 大分東
日時:11月3日(金曜)9時~ 会場:大分県
中学サッカー部
■ 長崎市新人大会プレ大会
Bリーグ
1試合目 海星 8―0 戸町
2試合目 海星 6-0 三和
※ リーグ1位通過
決勝トーナメント
1回戦 海星 ― 香焼
日時:11月3日(金曜) 11時~
会場:えがわ運動公園
中学女子バスケットボール部
■ EAST杯
〈 1日目 〉(2クオーター制)
1試合目 海星 22―10 西諌早
2試合目 海星 17ー39 琴海
3試合目 海星 28-21 緑が丘
4試合目 海星 13ー27 長大附属
5試合目 海星 24-25 江平
〈 2日目 〉(4クオーター制 3・4位パート)
1試合目 海星 44-61 高田
2試合目 海星 55-35 長崎東(3・4位パート3位)
剣道部・柔道部の県大会出場をはじめ、活躍めざましかった各部活動、試合経験を重ねる中で得た課題を日々の練習へと持ち帰り、次戦へと臨みます。
さて、嬉しいニュースはこれだけではありません。
全国小・中学校作文コンクール
『第67回全国小・中学校作文コンクール』の県審査において、中学校の部で3年生 谷口怜さんの「ホームステイを終えて」が最優秀賞、同じく3年生の小林はるかさんの「いのちのうた」が優秀賞を受賞しました。
「苦手なことにチェレンジすることの大切さと、ホームステイの経験を通して自分がどう成長できたかを書きました。この作文を書くことで、ホストファミリーの温かさや英語の重要性を改めて感じることができました。これからは海外からの観光客の方の道案内を率先して行うなどして身近なところから英語の力をあげていきたいです。」
谷口さんから話を聞きました。
谷口さんの作品は、県代表として中央審査に出品されています。先日は、主催である読売新聞社の方に取材をいただきました。まことにありがとうございました。
「この体験を忘れたくないという思いが書くきっかけとなりました。」
大事だからこそ、立ち止まり、丁寧に形にします。そうすれば、きっと宝物として自分の中の大切な場所でいつまでも輝き続けます。
芸術の秋。言葉を綴った作品とともに、たくさんの力作が生まれた1日を続けて紹介します。
中学1年生 スケッチ大会
10月20日(金曜)、中学1年生は水辺の森公園・水の庭園エリアにてスケッチ大会、そして、長崎県美術館において美術館見学を行いました。
関係者の皆様におかれましては、貴重な学びの機会をありがとうございました。
秋雨前線の影響下、お天気が心配されましたが、当日は晴れ空が広がり、見事なスケッチ大会日和となりました。
長崎港を臨む絶好のロケーション。
当日は大型客船も停泊しており、稲佐山、女神大橋をはじめとした美しい景色を楽しむことができました。
2学期はじめから風景画を描くために学習を重ねてきた1年生。
構図の取り方から、着彩まで今まで学んできたことを実践する時です。
「ここに決めた!」
開会式が終わると、描きたい場所探しです。
明確な理由があるとは限りません。ただ、自分の心に響いた場所に生徒たちは荷物を置いて、さっそく構図を取り始めました。
色鉛筆や絵の具。道具も構図も自由です。海、木々、はたまた橋や建物。生徒の興味が絵から浮かびあがります。
そして、美術館鑑賞です。
美術館エデュケーターの塩田様より長崎県美術館、所蔵作品について説明をしていただきました。
実際に美術館を回り、作品を目にしながら丁寧に解説を加えていただきました。
「この作品を何をテーマにした作品か分かりますか。」
「この作品はどんな人が書いたか分かりますか。」
想像力をかき立てる声かけに、生徒たちは作品世界へのめり込んでいきました。
「次は友だちと作品について気づいたことを話してみよう。好きな作品の場所に立って作品をよく見てみて下さい。」
「じっくりと顔を近づけて隅々まで芸術作品を見たのは初めてでした。作者の方々は気を抜くことなく、端の端まで自分が表したいことについて表現しているのだと感じました。」
「絵を見ることに決まりはないのかもしれませんが、新しい見方を知ったので、今度は改めて自分から美術館に行ってみようと思います。」
現在行われていた企画展や県民ギャラリーの高校美術展も鑑賞することができました。少し年上のお兄さんお姉さんの作品です。
「芸術って遠いものではなく、ずっと近くにあるものなんですね。」
感性に磨きをかけて、さあ、最後の仕上げです。
スケッチ大会後は、美術館関係者の方への挨拶や公園清掃、先日行った『錬成会』で学んだことを生かした団体行動を見せてくれました。
形に残した今年秋の長崎の風景。
作品とともに生徒の記憶にもいつまでも残る1日となりました。
※ 写真は谷口さん、小林さんとスケッチ大会の様子。