諦めない心


□第20回 長崎県ジュニア・ユースサッカー選手権大会
 開会式 8月25日(土曜) 午前9時30分~ (予定)  島原復興アリーナ

 今朝も天候に恵まれ、雀と蟬の鳴き声が、夜が明け朝が訪れたことを告げています。
“短夜(みじかよ)”と俳句で詠まれるように、夏の夜は短く、蒸し暑く寝苦しいのでたちまち朝になってしまいます。
明けやすい夜を惜しむ心はいつの時代も変わりません。

 学園内では、毎年夏のこの時期にキョウチクトウ(夾竹桃)が花を咲かせます。キョウチクトウは小さい花をいくつもつけて可愛らしさがあります。インド原産の植物で、乾燥や猛暑・大気汚染に強いことから街路樹としても植えられます。

可愛らしい反面、実は強い毒を持つ
花言葉は“用心”や“油断大敵”などがあり、見た目の印象とはずいぶん違います。
ただ、毒は使いようによっては薬となり、強心剤や利尿剤としても活用されるのです。

一見、マイナスと思えることも考え方によってはプラスに変えられる。
心の柔軟性が大切になります。

 昨日、中学野球部の平湯 君がアメリカで行われる世界大会に出場するということで県庁にあいさつに行き、激励の言葉を頂きました。
代表のユニホームを着た平湯 蒼藍 君は、これまでよりも一層たくましい姿で堂々としていました。

 平湯 蒼藍 君に抱負を聞いたところ、
「外国には体格も大きくパワーも強い選手ばかりです。
 それでも機動力やバントなどの小さなことも織り交ぜて
 パワーで負けても日本のスモールベースボールで活躍します。」
と、緊張無く笑顔ではっきりと答えてくれました。

 19世紀~20世紀に活躍した発明家トーマス・エジソンは言いました。
“私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。”

 平湯 蒼藍 君も潜在的に外国の選手より劣っている部分があったとしても
 決して諦めない
 どう臨めば勝てるのかを常に模索していました。

 科学者においてもスポーツ選手においても最も必要な素質
 何かを成すには、諦めない心が何よりも求められるのでしょう。

 さあ、今日も諦めない強い心を抱いて一緒に取り組んでいきましょう!

担当M

※写真は、昨日の様子。