青空に向けて


 

□第20回 長崎県ジュニア・ユースサッカー選手権大会
 開会式 8月25日(土曜) 午前9時30分~ (予定)  島原復興アリーナ 

 昨日までの太陽の強烈な日差しは薄い雲によってさえぎられています。切れ間から時折、光が差し込むものの、今日は弱々しく感じます。

 さて、現在中学2年生は文化祭で行う模擬店の話し合いを課外授業の合間に行っています。各クラス何を売るのか話し合いを進めています。


 
 始めてから今日で4日目、昨日までは意見が出なかったり、意見が出すぎて対立したり、まるで薄い雲にさえぎられた今日の天気のような状況でした。
 
 ただ、今日はどうも様子が違うようです。

 

 1つのクラスは対立が収束し、みんなが同じ方向を向き始めました。
 1つのクラスは1つの意見をきっかけに話がふくらみ始めました。 
 
 頭をつきあわせ、黙々と話し合う生徒の姿からは強く輝く夏の日差しを感じます。

 「人間の信頼関係というものは、普段からくだらないことでも話し合うこと。そういうところから少しずつ生まれてくるものである。」

 「話し合う」ことは相手を知ることです。1つの発言から少しずつ雲を晴らし、やがて雲のない青空が広がります。
 文化祭という1日の青空に向けて、まだまだ、話し合いは続きます。