求める活動から与える活動へ


□第20回 長崎県ジュニア・ユースサッカー選手権大会
開会式 8月25日(土曜) 午前9時30分~ (予定)  島原復興アリーナ

 今朝もよく晴れて、課外授業のために登校してきている生徒達は汗をかきながら歩いてきていました。
“片蔭(かたかげ)”を見つけながら歩く生徒達の様子は夏の暑さを象徴しています。
 “片蔭”とは炎天下、建物や塀などにそって道の片側にくっきりとできた日陰のことである。道行く人は暑さを避けて、その蔭になった涼しい所を通ったり休んだりして夏の涼を探します。
 空には、一筋の飛行機雲。夏本番です。

 各クラブは土曜・日曜を利用しての練習や練習試合等、精力的に活動をしました。対戦していただいた各学校のチームの皆様、誠にありがとうございました。また、保護者の皆様、OBの皆様におかれましては、いつも暖かい心で見守っていただきありがとうございます。

 先週の金曜日(27日)、演劇部の生徒達は長崎市戸町にある保育園で子供達へ演劇を披露しました。
中学生も高校生も一丸となってこの日のために練習を重ねてきました。
 今回の公演では、演劇部が作成した完全オリジナルの脚本と自分達で作成したセットを使いました。
 自作したセットを慎重に園内へ運び込みます。

 演劇部顧問の山口先生と部長が最後の打ち合わせを行います。
ついに、長い練習期間の成果を発揮する時が迫ってきました。

 公演開始
 生徒達は精一杯の演技で子供へメッセージを送ります。
 楽しみの心・感動の心を伝えたい

 舞台に注がれる一筋の光
 見ている子供達の心にも暖かな光が灯ると幸いです。
 笑顔・真剣な顔・悲壮な顔、様々な表情が舞台上で移り変わる。

 公演が終わると皆に笑顔がありました。

 園の子供達から首飾りのプレゼントがかけられました。
子供達の笑顔に公演を終えた生徒達にも達成感が溢れていました。

今をどう生きるか選択するのは自分自身
経験は生徒達にとって何物にも代え難い人生の財産です。
公演を企画し協力して下さった保育園の皆様・保護者の皆様、今回は誠にありがとうございました。

「誰にでも与えるものはある。
 笑顔を与える、笑いを与える。
 求める活動から与える活動へ転換をはかりたい。」
 日本を代表する実業家 松下幸之助さんの言葉です。

 求めること・与えられることの多い学生時代、その中にあったとしても、自分で考え・行動することで自身を表現する方法を演劇部の生徒達が見せてくれました。
 その行動が見ている人に何かを与えるきっかけとなる可能性もあるのです。

さあ、今日も一緒にしっかりと取り組んでいきましょう!

担当M

※写真は先週金曜日の様子