踏み出す一歩


□第20回 長崎県ジュニア・ユースサッカー選手権大会
  開会式 8月25日(土曜) 午前9時30分~ (予定)  島原復興アリーナ
□第24回 長崎市中学生テニス大会
  開始式 8月25日(土曜) 午前8時45分~ (予定)  長崎市総合運動公園かきどまり庭球場(砂入り人工芝) 

 台風も過ぎ、今日も燦々と太陽の光が降り注いでいます。じりじりと焦げ付くような暑さの中、放課後のグラウンドには蝉の大きな声とともにサッカー部の生徒たちの大きな声が響きます。
 ふと、校舎を見上げると蝉の抜け殻がありました。今日もまた一匹の蝉が殻を破って飛び立っていったようです。

 さて、本日オーストラリアで海外研修に行っていた生徒が帰国し、課外授業に参加しました。笑顔でお土産をくれた生徒にお土産話も催促してみました。
 
 「オーストラリアは楽しかった?」
  「楽しかったです。でも、ちょっとホームシックになりました。」

 「何が一番楽しかった?」
  「ブルーマウンテンに登ったことです。すごくきつかったんですけど、すごく楽しかったです。」

 その時を思い出しながら話す生徒の顔には困った話をするときにも楽しい話をするときにも生き生きとした表情がありました。
 
  「一歩踏み出せば世界が変わる」

 どんな小さなことでも、踏み出せば自分の世界も周りの世界も変わります。殻から抜け出した蝉が見た、まぶしいほどの青空のように。

 ただ、その蝉はその青空に出会うために土の中で長い年月を過ごします。

 

 ちょうど、遅れを取り戻すかのようにこつこつと努力する生徒たちのように。