中高総体代休日の昨日は気温も上がらず過ごしやすい1日でした。今朝の気温も18℃、風が木の葉をなでるように吹く涼やかな1日の始まりです。しかし、日中には30℃近くになる予報が出ています。熱中症などに注意が必要です。
続く中総体
さて、長崎市中総体は今週16日(土曜)に水泳競技(~17日)・空手競技とまだまだ続きますが、今週月曜日に一区切りを迎えています。(長崎市中総体結果)
対戦いただいた各競技・各チームの皆様、大会運営に携わった全ての皆様に感謝申し上げます。そして保護者の皆様・OB・OGの皆様におかれましてはいつもあたたかいご声援ありがとうございました。
現在のところ今年度は『サッカー競技』で優勝(8年ぶり11回目)、『体操競技 女子個人』で伊東選手が優勝。『剣道競技 女子個人』で長谷川選手が優勝・平山選手が準優勝という見事な結果を残しています。次の舞台は7月28日(土曜)から行われる『長崎県中学校総合体育大会』です。
また中総体期間中に行われた『第16回 長崎県弓道大会』では、男子・女子がともに団体優勝(男子9年ぶり2度目・女子は初)、加えて個人でも女子・松尾選手が優勝・村中選手準優勝、男子・相川選手が準優勝でした。選手の皆さんは九州もしくは全国大会への切符も手にしています。
それぞれの会場で選手の皆さんが持てる力を出し尽くした大会期間。また、選手のサポートとして活躍した各運動部員の皆さんや各会場に駆けつけ声の限りに応援した応援生徒の皆さんと生徒全員が1つとなって取り組んだ3日間でした。
その1つの集大成。大会3日目となる11日(月曜)はサッカー競技を全校で応援しました。
1日目・2日目の好天とは打って変わり雨模様となった3日目。会場となった『かきどまり運動広場』は濃霧にも覆われ、前半途中で試合が中断するほどでした。そんな中でも変わることなく聞こえてくるのは選手の皆さんが掛け合う声と応援の声。
そして晴れた視界。試合が再開されても両校の選手応援ともに集中を切らすことなく試合を終えました。
いよいよ決勝戦。舞台は『かきどまり陸上競技場』へと移ります。サッカー部と野球部の皆さんが中心となって応援を盛り上げました。
響く試合終了のホイッスル。試合終了後はお互いの学校の選手・応援を称えあいました。選手の皆さんは応援してくれたすべての方々に感謝の言葉を送り、県中総体での健闘を誓いました。
応援生徒の中には大会1日目・2日目は選手として活躍した運動部員の皆さんもいます。それぞれの会場で熱戦を繰り広げました。
その選手たちも皆、会場が割れんばかりの声援を力に変えて大会期間を全力で駆け抜けました。様々な声の中、女子バスケットボール競技の会場にはともに練習に励む高校生部員の皆さんの声もありました。
高まっていく会場のボルテージ。感情をほとばしらせる選手、静かに集中を研ぎ澄ませる選手、それぞれが目指すものは今の自分にできる最高のパフォーマンス。
長崎県中総体には出場選手心得として『感謝・マナー・勝負』があります。
今ある自分を支えてくれるすべての人へ感謝を持つこと。スポーツをするうえで必要なマナーを身につけておくこと。全力で競技に臨むこと。
その心得は市中総体の舞台でも各学校のすべての選手の皆さんが体現したのではないでしょうか。
そして、1つの節目を迎えることで得た貴重な学びの数々。
新体制へと移り変わる部活動、県大会・他大会へ向け現体制での試合が続く部活動。経験はチームや選手たちそれぞれに残り、多くの場面で活きる生徒の皆さんにとっての財産となります。
週末の中総体、そして、中学硬式野球部が臨む『2018 日本選手権九州予選大会決勝トーナメント』にもご注目ください。
※ 写真は平成30年度 長崎市中総体の様子。