「週末にかけて秋雨前線が南下してくるでしょう」。天気予報にも秋をみつけた8月最後の日、今朝の空には昨晩まで降った雨の名残のように青空に雲がかかっています。気温は25℃、湿り気をおびた風が吹いています。
福井国体出場決定
そんな曇り空を吹き飛ばすようなニュースが飛び込んできました。『平成30年度 国民体育大会第38回九州ブロック大会』の体操競技少年女子の部にて、中学3年生の伊東選手が代表の1人として選ばれている長崎県が3位という結果を残し、9月29日(土曜)から福井県で行われる『第73回国民体育大会・福井しあわせ元気国体2018』に出場が決定しました。
「体操はそれぞれの種目で代表5名のうち上位4人の得点が合計され得点になります。他の長崎県代表選手が素晴らしい方々ばかりなので、長崎県代表として少しでも力になれるように頑張りたいです。」
写真を撮らせてもらおうと校舎から出ると曇り空からちょうど晴れ間がのぞきました。伊東選手の行く手を明るく照らすような空、健闘を祈ります。
2学期開始
校舎へ戻る途中に目を引いたのがステラ館玄関に並んだバケツです。中学2年生が技術家庭科の授業の一環で作成しているバケツ水田の中で稲が涼しげに揺れていました。稲穂が実りはじめたバケツも見られ生長が日々楽しみな生徒も多いようです。
あいにくの雨だった昨日、新学期最初の技術の時間には稲の手入れができなかったかわりに宮﨑先生(技術家庭科)が植えていたミニトマトの収穫をしました。
「温かいのに新鮮で味わったことのないおいしさでした。」
「今年は稲の栽培しかできなかったけれど、今度、ミニトマトの栽培にも挑戦してみたいです」
夏の日差しを十分に浴びて、赤々と実ったトマト。生徒たちもこの夏休みの間の学習の成果を確認するために、8月29日の始業式後に英語・国語・理科・社会・数学の5教科の『課題確認テスト』を受けました。現在は振り返りの真っ最中です。
音楽では11月の『文化発表会』で行われる『合唱コンクール』に向けて、練習がはじまりました。
ソプラノ・アルト・男子パートの3パートにわかれての練習、本番では毎年クラスごとに美しいハーモニーを響かせる合唱もまだまだ荒けずり。ここから息を合わせていきます。
( 昨年度の『文化発表会』の様子 )
『文化発表会』では様々な教科展示も目玉の1つです。
( 昨年度の『文化発表会』の様子 )
美術の時間、力作ぞろいの夏休みの宿題も展示物の1つです。どういった意図でその作品を作成したか、熱心に作品に添えるコメントを記入していました。
始まる2学期。
『文化発表会』だけでなく2年生は『職場体験学習』、3年生は『修学旅行』と行事も盛り沢山の学期です。
( 昨年度の『職場体験学習』の様子 )
( 昨年度の『修学旅行』の様子 )
It is good to have a shelter against every storm. (備えあれば憂いなし)
その行事も入念な準備なしに充実したものとはなりません。1つ1つの取り組みを積み重ねて一緒によりよい経験にしていきましょう。
※ 写真は昨日の様子と昨年の『文化発表会』『職場体験学習』『修学旅行』の様子。