文殊の知恵


□関関同立進学説明会
9月14日(金曜) 13時00分~16時30分 (予定)  海星学園 第二会議室
参加対象 県内私立高校3年生、保護者、県内私立高校教員

□第131回 九州大会長崎大会(高校)
9月16日(日曜) 第3試合 14時30分~ (予定)
一回戦  海星高校-川棚高校

 

  空には薄く雲がかかっていますが、切れ間から明るい光が差し込んできます。

 

 さて、昨日は生徒会の専門委員会が行われました。風紀・文化・如己・保健・体育・美化という6つの委員会に分かれた生徒たちが委員長を中心として話し合います。
 
 自分たちが毎日を過ごす学校を自分たちの手で良くするために。

 海星中学校の委員会は各クラスの代表者が話し合いに参加するわけではありません。
 参加するのは各委員会に属する全員です。つまり、全校生徒がそれぞれの場所で意見を出し合います。

  

 たくさんの意見が出る反面、まとめる委員長は大変です。副委員長が黒板にまとめる意見をもとに話を進めていきます。
 
 去年の10月に委員長になった3年生は来月で引退です。1年前は緊張してみんなの前で話すことも四苦八苦だった彼ら彼女らは今では堂々と自分の意見を話し、周りの意見をまとめ上げていきます。

「何となくやり方がわかってきました。」
「みんなが意見を出してくれるので楽に話を進めることができます。」

 最初は曖昧だった各月の反省も、具体性を帯びていきます。
 来月の目標もどんどん具体的で中身の濃いものになっていきます。

「三人寄れば文殊の知恵」という言葉があります。

 三人が集まって相談をすれば、文殊(知恵の菩薩)のようなすばらしい知恵が出てくるものだ。というものですが、ただ意見が出るだけでは形にはなりません。まとめる人がいてこそ形になります。

 意見を出す人。意見をまとめる人。しっかりと歯車がかみ合っている音がします。

 担当 Y

※ 写真は昨日の様子