3月13日おはようございます。


3月に入り、暖かな日がだんだんと増えてきたように感じます。川沿いや山裾にある桜の木の中には、気が早く花を咲かせる木もちらほら見るようになってきました。

春の訪れが待ち遠しい限りです。

今日も校長先生からメッセージが届いています。

3月13日

海星中学高等学校の皆さんへ

校長 武川 眞一郎

今朝の気温は8度 くもりです。

中学3年生とその保護者の皆様へ

明日(3月14日土曜日)は海星中学校の卒業式(開式 午前9時30分)です。今般の事情で規模を縮小し短縮して行います。中学1年生2年生の参加は見合わせ、卒業生と保護者の参加による式といたします。卒業生の座席は前後左右に余裕を持たせ、保護者席については左右の間隔は広く取ります。また、通気をよくするために窓は全開にいたしますので、防寒の準備をお願いします。雨天時は床面だけの窓を開放いたします。マスクなど着用での参列をお願いします。帰宅時に手洗い・うがいを行ってください。

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昨日、他県からのお客様に対応いたしました。はじめに「マスクを着けたままのお話しをお許しください」とのご挨拶があり、「長崎県はこの感染症罹患者がでていないので、他県から来た自分がご迷惑をおかけするわけにはいきませんので」とのお話しでした、そこまでの気配りをされておられるのだと感心いたしました。私たちは報道等で見聞きするだけで、実感としての感染症の恐ろしさは感じていません。お客様のお話で改めて長崎県からは感染者がでていないのだと実感すると同時に、感染しないような対策を地道に行っていかなければならないと感じた次第です。

新型コロナウィルスはウイルスによって感染していく病気です。目に見えないウイルスですから、不安や恐怖がそこに生まれるのでしょうが、専門家の意見によると基本的な対策を守ると、感染率が非常に低くなると言われています。毎回、繰り返しになりますが。私たち一人一人が社会の一員として、咳エチケットや手洗いなどの基本的マナーを実践していきましょう。

この病気の特性を理解して、不要不急の外出はしないでください。また、基本的には、授業時間中は自宅にいること、外出をしなければならない用事がある場合は、外出時間を限定し保護者に許可を得てください。その際、必ずマスクを着用し。帰宅した際は必ずうがい・手洗いを励行するようにしてください。
皆さん一人一人の心掛けで、この感染症は必ず防ぐことができます。

規則正しい生活(睡眠、食事、運動)を行い、感染症に罹らないように注意して休校期間を過ごしてください。

臨時休校中は次のことを守り、感染しないように注意してください。

(1)人の集まるところへの外出はしないでください。
(2)基本的に自宅で過ごすようにしてください。
(3)自宅では、咳エチケットや手洗い等の感染症対策を行うようにしてください。
(4)起床時と夕食後 必ず検温して記録をつけるようにしてください。
(5)部活動は禁止です。
(6)自宅では、規則正しい生活をし、復習などを含めて家庭学習を行うようにしてください。
(7)先生方は、学校にいますので何か相談することがある場合は電話で問い合わせてください。登校する場合は、事前にクラス担任に連絡をしてから登校するようにお願いします。
(8)中学卒業式は行いますが。規模を縮小して行います。
(9)休校中の学校から皆さんへの連絡はメールメイトとHPになります。HPをこまめに見るようにしてください。

昭和26年(1951年)発行された校友会誌の写し(第2報)

さて今日のTOP写真。本日の振り返りは昨日の続きで、昭和26年(1951年)に発行された校友会誌の内容を紹介します。

当時の『生物學研究部』は、動物及び昆虫班、植物班、微生物班、寫眞(しゃしん)班と複数の研究班に分かれて活動していたようです。

一部抜粋(表題:生物學研究部活動に就いて)
「七月廿八(にじゅうはち)日 昆虫班はサンショウウオの捕獲に出かける。昆虫班の者が一人もいなかったので、我々が毒びんと捕虫網をもって出かける。オニヤンマに類似せる黄色のしまの入った大きなトンボをとった。雨が降り出したので走って歸(かえ)った。午後は昆虫班の甲虫蝶類の整理を手傳(てつだ)った。・・・以下省略」

清流にしか生息しないトンボ類や限られた環境でしか生息できないサンショウウオが、採集されていた様子が記述されていました。長崎の豊かな自然は、今も昔も変わらないもののようです。

※写真は、過去の校友会誌の様子と現生物部で採集された生物の写真