梅雨の晴れ間か。
今朝の東山手には少しだけ青空が見えます。風も吹いていますが、昨日のでの雨。快適な朝とは言いがたいかも。
この梅雨がもたらす雨は、想像を超える量の水を大地に注ぎ込みます。梅雨の時期『芒種』の次は『夏至』、夏の中心です。真夏にはこのしみこんだ水が水蒸気となって私たちを覆います。真上からは太陽の日差し、大地からは熱を持った水蒸気。
この日本特有の夏をいかに快適に過ごしていくかが、私たちご先祖様からの命題でした。様々な本を読むと、日本文化を育んだのはこの日本特有の夏だと記されています。そして育まれた文化の1つが『間』です。ちょうど良い具合の『間』を家屋造り・着物・料理の味付け・絵画・書・芝居…などなど、いたるところに取り入れていったと記されています。
『知る』を学ぶ
中学1年生・今年度の学年目標は「知る」です。
「知る」ことはすべての始まり。「知る」からこそ、『見えるものが広がり』『考が深まり』『更なる「知る」』に繋がり、そして選択肢が広がっていきます。
総合学習でまずは「知る」ことを深めてきました。今回の「知」テーマは、『長崎を知る』です。
クラス枠を越えて作られたグループで長崎についてテーマを決め、実際に街歩きをして地域の皆様にお話を伺い調べ、その成果を発表しました。今日はグループ発表の日です。
今年のグループ発表は休校中に活用したオンラインミーティングアプリ「Zoom」を使っての各クラスへの中継を実施しました。別室に集まった各クラス学級委員3名がそれぞれマウスをクリックすると、パソコンの画面上のグループ構成がどんどん変わっていく仕組みです。
「Zoom」経由で映し出される別室の様子を皆は真剣に見つめ、画面が変わっていく度に歓声が上がりました。委員のクリックが終わりグループが決定すると、各個人タブレットにグループ名簿が配信されました。
「班長になった!」
「同じクラスの人の一人もおらん。どうなるか楽しみ!」
さまざまな声が飛び交いながらもグループ毎に指定された教室に移動し話し合い開始。郷土・長崎と向き合い、長崎を知っていくために発信する情報を話し合う仲間と出会いの時間。
まずは、お互いの名前を「知る」ことから始まり、話し合いは続きました。
歴史の街。観光地。東山手。異人さんが過ごした住宅。
日本で最初に鉄道が走ったのは「海星の下・メディカルセンターの前って知ってた?」
少しずつ距離を縮めながら『仲間を知り』『絆を深め』『長崎を「知る」』ことで、長崎がもっと好きになりました。
※写真は中学1年生(中学担当)
6月16日
校長 武川眞一郎
おはようございます。今朝の気温は21度 天気はくもりです。
くもり空ですが、明るいのでこれから晴れてくるのではと思います。雨が降っていないこともあり、今朝はゆっくりと外の花々を観るゆとりがあり、自宅のアジサイに目がいきました。
先週見たときは「淡いピンク」だった花びらが「淡い紫」になっています。自宅ばかりではなく通勤途中に見られるアジサイにも目がいきます。「淡い紫」から「青」、「白色」から「ピンク」、「淡い紫」から「紺紫」、概して色が深くなり、色の変化を楽しみ事ができます。「アジサイ・変化」で検索をかけると、「アジサイ」の別名は「七変化」と出ていました。アジサイは花のボリュームを楽しむだけでなく、色の変化を楽しむことができる植物だと知り、新しい知識を得たことがうれしくなってきました。
「新しい生活」を確立し感染症に対応できるように私達の日ごろの生活を確認し実践していかなければならないと痛感しています。
社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。
次の「3つの密」を実践してください。
(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)
(30秒手洗い)
指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。