青空が少しでも見える朝は良いものです。
昨日は高校定期考査も終わり、放課後が一気に活気づきました。体格の良い高校生、ぐんぐん成長過程の中学生。色とりどりの練習着がグラウンド・体育館そして武道場に咲いていました。高校はこの週末は公式戦が目白押しの様子。引退目前、懸命に練習に励む高校生。未来の自分を身近に見られる環境が6年間通う学園にはあります。
ところでこの時分の七十二候は『鷹乃学を習う(たかわざをならう)』です。鷹の雛が跳びかtらを覚える頃。巣立ちした鳥たちが獲物を捕らえ一人前になっていく頃の大暑前。
みんなの力
中学校が定期考査最終日を迎えた水曜日、朝のHRを満面の笑みで迎えているクラスがありました。
入学式から無欠席を続けていたHRがあり『連続無欠席記録50日』を迎えたのです。
新型コロナウィルス関連の自宅学習日が16日間、大雨による自宅学習日が2日間と、入学して4ヶ月目を迎えていますが、1学期は学校に実際に登校したのは50日。休校が多く、学校への意欲を持ち続けるには簡単ではなかったと思います。
担任の先生によると「朝礼に全員が揃わなかった日もありましたが、7校時までには全員揃いました。最後の一人が登校してくると、クラス全体が温かく迎える様子が見受けられました。そうやって迎え入れられて照れくさそうにしながらも嬉しそうな表情は、微笑ましい限りでした。」
50日目を迎え教室黒板に毎日書き続けてくれた副委員長の熊野君は
「朝から教室の席が空いていると、体調は大丈夫かなと心配になりました。振り返ってみて50日も続いたのだと思います。」
もしかすると今学期の「手洗い・うがい」を普段以上の徹底する、という意識がもたらしてくれた皆さんの健康管理の成果なのかもしれません。
努力や意欲とともに、ご家族のご協力など多くの要因要素があってのことです。生徒皆さんと保護者皆様に全員が感謝しつつ、50日続いているHRには他のクラス皆さん同様、さらなる心身の健康を願うばかりです。
「手洗い・うがい」に加えて「換気・ソーシャルディスタンス」などなど、学園全体で一層取り組んでいきましょう。
私たちがこの過程で経験することが大きな財産になることに期待いたします。
※写真は中学クラス写真。(中学担当)