14年ぶりの快挙


週末。お天気がやや気になるところですが、今週末も公式戦が目白押しです。『スポーツの秋』終盤。

ところで本日10月30日は、島崎藤村『初恋』が発表された日です。時は、1896(明治29)年。海星が設立されて4年後のこと。その発表にちなんで今日は「初恋の日」になりました。

島崎藤村「初恋」

まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり

14年ぶりの快挙

恋する相手は異性とは限りません。好きな本、好きな場所、好きな音楽、好きな食べもの場合だってあります。

そして好きなスポーツ。

中学・男子硬式テニス部が長崎市中学校総合体育大会新人大会において、団体優勝を成し遂げました。これは、平成18年度の市中総体以来14年ぶりの快挙です。そして、新人戦では初優勝になります。今夏に行われた市中総体での準優勝を受け、3年生引退後の新チームで臨んだ初めての大会でした。

【男子団体】
一回戦 海星4-1長崎東

決 勝 海星3-1長大附属
団体優勝

【男子ダブルス】
準優勝 佐伯・藤本組

【男子シングルス】
準優勝 白石選手

3 位  中川選手

【女子シングルス】
3 位  平方選手

以上の結果を受けて、男子団体は、12月5日に行われる県大会に出場します。小島監督(男子)・森真監督(女子)のうち、小島監督(地歴公民科)に今大会についての話を聞きました。

「OBをはじめ、保護者の方々と非常に多くの人たちにサポートをいただいて練習に励める環境があるおかげです。それに加えて参加全てのチーム、選手の皆さんと同じように、本校選手のみんなも本当に強くなりたい一心でよく練習をします。」

連覇を続けている高校硬式テニス部の尻尾の陰がうっすら見えてきた14年ぶりの優勝を小島監督も手放しで喜びました。

今大会を振り返って佐伯キャプテンは、「今回の優勝はみんなで練習してきた結果だと思います。3年生が何人も応援に駆けつけてくれて、本当に嬉しかったです。苦しいとき、先輩や仲間の声援が何よりの力になりました。また、これまで応援してくださった保護者の皆さんをはじめとする多くの方々への感謝も込めて、県大会に挑みます。」と話してくれました。

テニスに恋した選手達の活躍。

海星中学硬式テニス部の県大会での躍動に、どうぞご期待下さい。

※写真は、中学テニス部(中学担当)

10月30日

校長 武川 眞一郎

おはようございます。早朝、ランニング姿の先生がグラウンドを走っています。6時30分ぐらいになると生徒の皆さんも加わります。朝の爽やかな光景です。

世間ではハロウィーン。元来ハロウィーンはケルト人の民族風習だったようですが、いつのまにか日本でも行うようになりました。クリスマスやバレンタインのように外来ものが日本古来の風習のようになっています。

学校敷地内の石垣を見ているとセイタカアワダチソウが1本生えていました。これも外来種です。在来種のようにどこにでも生えています。その代わりススキをあまり見なくなりました。タンポポもそうです。見るのは洋タンポポばかりです。メダカも白い物や、尾がヒラヒラしたものばかりになりました。生物が外来種ばかりになり、風習までもが外来のものばかりになりつつあります。

来週は11月。今年もあと2ヶ月になりました。その後新年を迎えます。
50年前の正月は家族みんなが着飾り、新年のあいさつを父や母にし、その後祖父宅にいき伯父・叔母へのあいさつまわりがありました。正月三が日はお店は閉まっており、お節とお雑煮ばかりを食していました。今はお正月でもお店は開いて、色んなものが食べられます。便利になりましたが、日本古来のお正月風習がなくなったような気がして少し寂しくも感じます。

【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4をご覧ください。

社会も頑張っています。皆さんもご協力をお願いします。「私達は絶対、この困難を乗り越えられる」ことができると信じましょう。

次の「3つの密」を実践してください。

(1)人の集まるところへの外出はしないでください。(密集)
(2)閉ざされた空間では換気を十分に行いましょう。(密閉)
(3)人との接触を避け、一定の距離を保って話しましょう(密接)

※家族以外との会食は避けましょう。

(30秒手洗い)

指と指の間、爪先、手首を丁寧に石鹸で洗ってください。手をハンカチ等で拭いたあとアルコール消毒液を使用しましょう。

※登校後ただちに手洗い
※食事の前後に手洗い
※トイレの後に手洗い
※掃除の後に手洗い
※帰宅後手洗い