気温2℃。
来週終業式までには、もしかしたら0℃を記録する寒さになりそうな気配です。遠く北海道では鮭が川を上がるのがこの頃。海で大きく育ち、ふるさとの川へ帰っていきます。
アイヌの人たちは、この鮭を下流で乱獲せず、中流。上流で暮らす人たちのために節度を持って漁をしました。いくらや白子を持った鮭をとりつくさず、上流で産卵する来年以降のことまで配慮しました。古今東西、自然と融和しながら四季を過ごしていきます。
長崎学×長崎バス
文化発表会が終わり、中学1・2年生の総合学習が次の段階に進みました。しかも今回は学年を越えた1・2年生の合同イベント。『長崎バス一日乗車券』を利用して、長崎市内6つのポイントを巡るスタンプラリーです。
この活動は、2015年に国連で2030年までに目指すべきものとして定められたSDGs(エスディージーズ)「持続可能な開発目標」全17の目標のうち、5つの目標の達成を目指す活動です。
スタンプラリーチェックポイントは以下の6カ所です。
① そろばんドック(小菅町)
② 坂本龍馬像(風頭山)
③ 松の森神社(下西山)
④ シーボルト記念館(鳴滝)
⑤ 浦上天主堂(本尾町)
⑥ 稲佐山・山頂
発表後は、早速グループ毎にバス時刻をiPadで確認しながらルートの検討に入りました。
「このバスに乗り遅れたら、計画通りにいかなくなる気をつけないと。」
「なら、絶対に乗り遅れられないのは、赤ペンで印をつけておこう。」
「ここってバス停から結構遠いよ。次のバス時間を考えたら、走るしかないかも。」
「うん、その時はみんなでダッシュしよう。」
午前中の数時間で6カ所のチェックポイントは、なかなかの難易度です。最初は途方に暮れながらも、試行錯誤するうちに少しずつイメージが見えてきたようで、意見を出し合いながら計画を進めていきました。
開催日は12月23日。
どのグループも優勝を目指してやる気満々です。当日、海星中学1・2年生が、長崎バスを利用させていただきながら長崎市内を「さるき」(長崎弁で「歩く」)回ります。
※写真は、長崎学×長崎バスの様子(中学担当)