春は自らの有り難さを演出しようとしているのかな?とも思わせるような今朝の寒さ。気温は2℃です。
吐く息は再び白く、通学路の駐車場に停まっている車窓は真っ白でした。朝の空、朝の気温で一喜一憂。何かしら毎日自分の身近に起こることで気持ちの変化をいただきます。
食卓にふと並んだ鮮やかな緑色のサヤエンドウに春の気配。
SSKコンテスト最優秀賞
中学では優秀者の表彰が立て続きにありました。そこで、今週のブログは、表彰についてのご報告を今回と次回の2回に分けてお送りします。
まずは、三学期の始めに実施した「SSKコンテスト」最優秀賞の表彰についてのご報告です。このコンテストは、1~3年生までの全員が対象で、S(スペリング)S(数学)K(漢字)の3種類のテストの合計点を競います。
数学だけが全学年統一問題、スペリングと漢字は、検定の級別に分けた4種類の問題です。例えば、漢字検定4級を取得している場合は3級を受験します。漢検3級・準2級、英検4級・3級・準2級は、1~3年の全学年に受験生がいました。
生徒の皆さんは、他学年と同じ教室で受験することに、いつものテストでは味わえない緊張感を感じたようです。夏に続いて今年度2度目の開催で、3科目満点という初の快挙を成し遂げた4人には「最優秀賞」の賞状が校長室で授与されました。
1年生の受賞者はこちらです。
2年生の受賞者はこちらです。
3年生の受賞者はこちらの2人でした。
「とても立派です。本当におめでとう。」と、声を掛けると、「ありがとうございます。」笑顔で応える4人は本当に誇らしそうでした。
ちなみに、このコンテストは数年前まで行われていたものの進化形です。数学だけは全学年統一問題ですが、スペリングと漢字は、それぞれの検定の級別に4種類の問題があります。これにより、自分のレベルに応じて個人が自由に選択できるようになりました。
発案者である中学・進路指導部の松尾勇海先生は、「私は海星OBです。高校時代のコンテストをさらに進化させたのは、誰もがより精一杯の努力を重ねることができるような状況を作るためです。」と、このコンテストの意義を教えてくれました。
そして「最初から諦めるのではなく、ちゃんと頑張れば必ず手応えを感じられることを生徒の皆さんに知ってもらいたいです。これからも先生方と協力しながら、いろいろなアイディアを実現させていきます。」と話します。
一人ひとりの頑張りや成長を感じることができることが私たち教職員の喜びです。中学校で鍛えた基礎力は、必ずや高校での成長の可能性を広げてくれるものと信じます。
※写真は本校SSKの取り組み(中学担当)