工作だけじゃないんです2021.05.202021.05.20 木製の椅子や本棚、ブリキ製のちりとり、ラジオ…等の製作をするイメージが強い技術科には、生物を育て、食料や材料を得るための技術を学ぶ分野があります。 今年度は、2年生がキュウリの育成に挑戦します。 普段は収穫後の果実部分しか見たことがないのか、生徒の皆さんは苗を見て困惑気味の様子でした。 「本当にコレからキュウリができるんですか??」と疑いの声すら上がります。 底石を敷き、用土を入れ、肥料を投入します。 この肥料として今回使用した「牛糞」に、生徒の皆さんは二の足を踏み出しました。 「発酵処理されているため、悪臭もばい菌も心配いらない」と説明を受けても、移植ごての先端で恐る恐る触れたり、匂いを確認したり、それらを見て大騒ぎしたりと、まるでお祭りのような賑わいです。 土を作り、苗を植え替え、支柱や名札を立てて完了しました。 生徒の皆さんもよく知るキュウリの実態は、天気や肥料、病害虫などの影響を受けやすいデリケートな野菜です。 店頭や食卓に並ぶキュウリができるまでに、どのような手間と工夫があるのかを、これから数ヶ月かけて学んでいきます!! ≪ 前の記事へ中学校から次の記事へ ≫