霜を見つける


■海星高校入試
◇奨学生・推薦・単願 試験願書受付  1月4日~1月8日
◇奨学生試験日   1月10日   ◇推薦・単願試験 1月11日

◇一次試験願書受付  1月10日~18日
◇一次試験日  1月21日
※入試詳細につきましては、海星HPをご覧下さい。URL  https://kaisei-ngs.ed.jp/jukensei/kaisei-koko-seito-boshu-yoko/

 週末に雪が降った長崎。
ふと、足下を見ると霜が降りていました。今日も寒さ厳しい朝です。

 さて、昨日から本校では冬期課外授業が行われています。
各教室には真剣に授業に取り組む生徒たちの姿がありました。

 1年生、2年生は今までの振り返りとなる期間。
 3年生は受験に向けて最後の追い込みとなる期間です。

 理解できていなかった部分、覚え切れていなかった部分。
細かい部分まで一つ一つ解消していくことで、強い土台を作り上げることができます。
それはもしかしたら今まで難しくてわからなかった問題へとつながる一欠片かもしれません。

 「霜を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)に至る」(易経)

 という言葉があります。霜が降る時期を過ぎれば、やがて氷が硬く張る季節が来るという言葉ですが、これは災難の小さな兆候を見逃がしていると、やがて必ず大きな災難に見舞われることのたとえとなっています。

 霜が降りるということは厳しい冬が訪れるということ。
見逃せば寒さに凍えます。

 ちょっとしたつまずきを見逃せば、やがて大きな問題として自分の身に降りかかってくるでしょう。
 ただ、今という機会を逃すことなく、注意深く自分の学習を振り返ることができれば、どんな難しい問題にも立ち向かえる強い土台を作り上げることができるはずです。

 やがて来る春のために、さあ今日もともに取り組んでいきましょう。

担当Y

※ 写真は昨日の様子