「見えない」とは


 

2月22日(火)、長崎県メディア安全指導員の方にお越しいただき、全校生徒を対象に生徒指導講話を行いました。

テーマは、「メディア安全講話~大切なことを大切にするために」です。

 

ここ数年、中学生の間でもスマートフォンの所持率が高くなってきました。

そして、それに伴って増えてきたのが、スマートフォンの使い方でのトラブル、さらに言うと、SNS上でのトラブルです。

今回の講話では、トラブルについての具体例を交えながら分かりやすくお話していただきました。

講師の先生の優しい語りかけに、生徒の皆さんは時々深くうなずきながら、耳を傾けていました。

SNSなどで「見えない」相手とやりとりをすることの怖さや、アプリ利用時に規約を確認する大切さも教えていただきました。

また、スマホの使用と学習効果のつながり、身体におよぼす影響など、様々な角度から注意すべき点をお話しいただきました。

新風紀委員長がお礼の言葉の中で

「僕もスマホを持っています。その便利さだけでなく怖さを認識しながら、これから利用していきたいです。」と言っていました。

「見えない」とは、「分からない」につながり、怖さを生みます。

でも、もっと怖いことは、「見えない」を実感できず、怖さが分からなくなることかもしれません。

この講話は生徒の皆さんにとって、SNSの「見えない」ことに目を向け、自分のこととして考える大切な時間となったようです。