3月14日、中学1年生の音楽の学年行事「アンサンブル体験」が行われました。
例年は小グループを作り、歌の課題曲を練習して発表会をしています。
今年はコロナ禍ということもあり、音楽家についての調べ学習と発表です。
ところで皆さん、「アンサンブル」とはどういった意味か知っていますか。
音楽用語では、「2人以上が同時に演奏すること」を意味し、 合奏、重奏、合唱、重唱をすることを言います。
フランス語本来の意味は、「調和」「調和の効果」という意味もあるそうです。
はたして、今年は調和がとれた発表ができるのでしょうか。
まずはくじ引きです。調べる作曲家と発表する順番が決まりました!
「お題」は、バッハ・ベートーヴェン・モーツァルト・シューベルト・ショパン・リストといった西洋の作曲家のほか、ジョンレノン・坂本龍一・米津玄師など、バラエティに富んでいます。
いよいよ、各班に分かれての活動開始です。
制限時間はたった3時間。
タブレットを使って調べ、発表するためのスライドを作っていきます。
アイディアを出し合い、力を合わせて準備を進めていきました。
本番は、エトワール館での発表会です。
ワークシートからは、「他のグループは、編集がうまい」「おもしろいエピソードがあって目をひいた」「クイズが良かった」「字が小さく見にくい部分があった」「声が聞こえづらい」など、互いをしっかり評価し合う様子がよく分かります。
他にも「1番気に入ったのは自分たちのチームのものでした。1番にはなれなかったけれど、一生懸命に頑張って上出来だと思う。」と大満足の感想もありました。
投票の結果、「ジョン・レノン」について発表した班が最優秀発表となりました。
※これは、最優秀の班の作業風景です。
どの班も3時間で取り組んだと思えないくらい、興味深い発表でした。
入学して一年間で培った情報処理能力をいかんなく発揮する生徒の皆さんに、ただただ感動させてもらいました。
一生懸命頑張った後は、ミュージカル映画「メリーポピンズ」を皆で楽しく鑑賞して、1日を終えました。
さて、明日は終業式。季節もすっかり春めいてきました。
春休みは学びのチャンスです。さまざまな体験を通して自分を磨き、新年度のよいスタートを切りたいものです。
4月からも海星中学校は、学校目標「自ら学び 共に拓く」の下、明るい未来のために全員で頑張ります!!