早朝は寒さが残るものの、積雪が数度あった今冬の厳しい寒さも幾らか和らぎ、日に日に暖房を使う時間が短くなってきています。
あっという間に3月を迎え、令和4年度の終わりが見えてきました。
今週末には海星中学校卒業証書授与式を控え、1~3学年全員が校舎内で揃うのも今週末で終わりです。
いつも賑やかな3年生の教室がある1階フロアも、来週からは寂しくなります。
さて、去る3月4日(土)に今年度最後の中学1年・2年の学年保護者会が行われました。
学習面や生活面、ICT機器の利用などを中心とした一年間の振り返りに加えて、来年度に関して1年生はコース選択や職場体験について、2年生は修学旅行についてのお話をしました。またこの一年に行われた様々な行事の様子を、動画を使って振り返りました。
今回の保護者会は、この一年間の取り組みやその成果について保護者の皆様に知っていただくだけでなく、教員側にとっても有益なものとなりました。
「過去の取り組みが成功した、もしくはうまくいかなかったのは何が原因か」
「何が足りなかったのか。どうすればもっと良くなったか」
「目標達成のために、これから何をすべきか」
現状に満足せず、生徒の皆さんが成長していくために必要なことを再検討し、常に挑戦し続ける海星中学校でありたいという思いを強くしました。
「3学期は新学年の0学期」という表現をよく目にします。
一か月後には中学校の中堅学年・最上級学年に進級する1,2年生が、立ち止まって一年間の自分を振り返ることには大きな意味があります。
成長の手応えを感じたり、新たな課題を見つけたりできます。
さらに、これからの歩みを確かなものにし、より良い選択をしていくためにも振り返りは不可欠だと確信しています。
3年生の巣立ちまであと5日。
令和4年度海星中学校全生徒が校舎に揃うのも、今週末までで終わりです。
有終の美を飾れるように、残りの日々もみんなで明るく、そして、大切に過ごします!