第76回卒業証書授与式


先週、3月11日(土)、令和4年度海星中学校第76回卒業証書授与式が行われました。

そこで、今日のブログは、卒業式前日の3月10日(金)、卒業式当日11日(土)についてお伝えします。

 

3月10日(金)、卒業式に先立ち、卒業生各賞授与式が行われました。

 

【優良賞】

生徒会専門委員会の委員長・副委員長を務め、他の模範として優秀な成績を収めた者に贈られる賞で、今年の受賞者は12名です。

 

 

【皆勤賞】

3年間にわたり、無欠席であり、遅刻・早退のいずれも皆無である者に贈られる賞で、今年の受賞者は11名です。

 

【部活動功労賞】

各部活動において、特に功績のあった者に贈られる賞で、今年の受賞者は、野球部・サッカー部・テニス部・弓道部から11名です。

 

【努力賞】

学業に精励し、各種検定2級以上を収めた者に贈られる賞で、今年は、漢字検定2級・数学検定2級合格者の3名が受賞しました。(1名欠席)

 

3月11日(土)、令和4年度第76回卒業証書授与式が行われました。

 

 

卒業生の門出を例年通りの形で見送ることができたことを嬉しく思います。

 

 

担任が卒業生の名前を読み上げていきます。

 

一人ひとりに本校校長から手渡される卒業証書

 

在校生送辞を現生徒会長が述べました。

学校生活を盛り立ててくれた卒業生への素直な思いが綴られていました。

「学校生活の全てが先輩方のお蔭であったといっても過言ではありません。」

「先輩方にお伝えしたいことは、どんな時も自分を信じ続けていただきたいということです。」

「道標であった先輩方、これまでの全てに心から感謝申し上げます。」

思いのこもった一つひとつの言葉は、卒業生の心に届いたことでしょう。

 

 

そのまっすぐな思いに応えたのが、答辞を述べる前生徒会長です。

「思い返せば、この場所から始まった中学校生活は瞬く間に過ぎていきました。」

コロナと隣り合わせだった3年間を振り返りながらもこう述べました。

「私たちの三年間はたくさんの方々に支えられてきました。一人ではないということはとても心強いことです。」

そして、在校生へ、先生たちへ、友へ、家族へとそれぞれへの思いが語られた後に、

「今日ここにいる全員が揃うことは今後はもうないと思います。」

「いろいろな人たちが私たちを支えてくれたように、私たちも他の人を支えることができるように努力していきます。」という頼もしい決意も表明され、たいへん立派な答辞でした。

 

今年は、久しぶりに、全校で送別の歌も、校歌も歌うことができました。

式後のクラス会も、保護者の皆様に入っていただくことができました。

 

今日から、卒業生のいない校舎です。

玄関を入ってすぐに感じられていた、あの賑やかさがもうありません。

主のいない教室の何と静かで寂しいことでしょう。

つらいこと、苦しいこと、嬉しいこと、楽しいこと、何でも報告に戻ってきてもらいたい。

同時に、こうも思うのです。

中学校のことなど忘れるくらい、充実した幸せな毎日を送ってもらいたい、と。

 

卒業生たちの明るい未来と幸せを心から願います。