風のない静かな朝です。
中学は 4月28日(土曜)、高校は 4月29日(日曜)体育祭を予定しています。グラウンドや体育館からは、連日行進練習の声、音が聞こえてきます。
揃った足音の響きは耳にとても心地良く聞こえます。 また、「この授業が終わったら次は体育です。」 というクラスには、この音から連想させられる行進美に…負けられない!」 という気持ちの火がついています。
団体活動中の大切さは、しっかり学ばなければいけない事のひとつです。たった一人でも意欲や共通理解に欠けると、目に見える失敗としてそれは現れます。運動しかり、受験しかり(受験は団体戦です。)。
昨日放課後、グラウンド見学に行くと、上グラウンドでは中学サッカー部の皆さんが練習をしていました。とても元気が良い挨拶をありがとうございます。
基礎練習をする場面。
応用練習をする場面。
それぞれの練習には、ボールの具合や時間単位、タッチライン基準など一定のルールがあり、それによって次のグループへ練習順が変わっています。
集団を維持するためには秩序が必要です。しかしそこに利害が発生すれば、それを調整しなければ行けません。一般にそのような利害活動は『政治』と言われ、その集団で決められたルールを強制的に守らせる力を政治権力といいます。
集団の中で、チームで上に行くという共通の目標があれば、個々の利害はなく政治的な要素はありません。
ひとつの練習で納得がいかなかった場合は、早く来て練習したり、別な時間に自主練習したりして生徒諸君は対応します。
サッカーに限らず、チームプレー競技にはそれぞれのポジション・役割があり、グラウンド内外でその役割は発揮が求められます。役割のある事実の中で思索することは大変有意義な事です。想像や予想の大海を泳いでみても、貝殻ひとつ拾うことはできないでしょう。
人は生涯、人の中で過ごしていきます。『ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。 あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。』 -とは夏目漱石の言葉です。
人の中にこそ人がいます。
クラス・クラブ・委員・係・活動…学校活動の中には多くの人がいて、それぞれの役割を持って日々を過ごしています。そこには学ぶことがたくさんあります。
さぁ、今日も一緒にしっかり取り組んでいきましょう!
□平成24年度 男子バスケットボール部 長崎県高等学校春季選手権大会
4月14日(土曜) 2回戦 17時00分~ 島原復校アリーナ・メイン会場
□平成24年度 男子バレーボール部
4月14日(土曜) 春季長崎地区大会・予選リーグ 会場 南山高校 対戦・瓊浦高校 五島高校
4月21日(土曜) 長崎県大会春季戦 会場 西海高校会場 2回戦 島原高校