海星の朝は、祈りから始まる


海星中学校第2回オープンスクール申込受付中

 

第2回オープンスクールは7月24日(水)部活動体験です。

本校部活動生と直接ふれ合いながら、更に深く本校について知っていただければと思っています。

詳細はこちらからどうぞ。

 

海星の朝は、祈りから始まる

 

海星中学高等学校の朝は、カトリック校らしく、祈りから始まります。ですから、1学期の宗教の授業の時に、毎年、「祈りの意味」について解説しています。今日は中学1年生にお話しした「祈りの意味」を紹介したいと思います。

 

 

みなさんは、どんなお祈りをしたことがありますか?

「友達のため」「テストで良い点を取るため」「受験に合格するため」「家族の病気が治るため」などなど、色々な祈りの意向があります。

ですが……ちょっと待って。聖書にはなんて書いてあるかな? 

人前で祈るのではなく、隠れたことを見ておられる神様に祈りなさい。

イエス様はこんなふうに教えていらっしゃいますよね。

 

神様に、こうしてください、ああしてくださいと祈るのは、神様を奴隷か執事のように扱って、自分の思い通りにしようとすることではないかな?

「ください」「ちょうだい」「いただく」「もらう」「くれ」「ほしい」……そんなふうにお願いしていませんか?

 

「~してください」「~してちょうだい」「~していただく」「~してもらう」「~してくれ」「~してほしい」と祈ることは、「自分の思い通りに動かそう」、「自分の思い通りにしたい」という自己中心的なお祈りになってしまう危険性があります。

だから、こう祈りなさいとイエス様が教えてくださったのが、「主の祈り」なのですよ。

 

 

誰も見ていなくても、ちゃんと神様は聞いてくれる。

すでにいろいろな恵みを与えてくださっている。

だから、“今、この瞬間”、こうして“ここに”生きていることに感謝します。ありがとうございます。

苦しいことも、悲しいことも、うれしいことも、楽しいことも、みんなひっくるめて、私たちに与えてくださっている神様、周りの方々、ご家族に感謝することが一番の祈りなのです。

 

 

今朝も、生徒の皆さんの元気な「朝の祈り」が海星から世界に響き渡っています。